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プレー継続を目指すTEジョーダン・リードに複数のチームが関心

2020年07月14日(火) 09:59

ワシントン・レッドスキンズのジョーダン・リード【AP Photo/Nick Wass】

ワシントンでのジョーダン・リードの時間は2月に終わっていたが、NFLでのキャリアはまだ継続する意向であり、実際にいくつかのチームから関心を寄せられている。

ベテランタイトエンド(TE)に興味を示しているチームが3つあると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。脳震とうを発症して2019年の全戦を欠場したリードは、2020年にプレーする計画だとラポポートはつけ加えている。

何度か抱えてきた頭部の負傷によって、リードはキャリアにおいてフルシーズンを戦うのを妨げられてきた。単一シーズンで最も多くの試合をこなしたのは2015年の14試合だ。ベストシーズンを送ったのも同じ年で、キャッチ87回で952ヤード、タッチダウン11回を記録し、ショーン・マクベイ攻撃コーディネーター(OC)が率いるオフェンス陣の一員として輝きを見せている。

リードの活動性と2015年に示したパフォーマンスが、TEに武器を必要としている攻撃陣で再びそういった数字をたたき出すというほのかな希望となっているが、単純にこれまでのリードはそれを再現できないでいた。長きにわたる脳震とう歴も懸念の一つで、特に昨年はプレシーズンの1試合のみでシーズンが終わってしまったことから不安材料になっている。

30歳になってから10日が過ぎ、リードはその魔法を再び披露するチャンスが得られそうな様子だ。どこに行くことになるかはいずれ分かるだろう。

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