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ジャイアンツDLレナード・ウイリアムスがフランチャイズタグでプレー

2020年07月14日(火) 13:26


ニューヨーク・ジャイアンツのレナード・ウイリアムス【AP Photo/Adam Hunger】

ディフェンシブラインマン(DL)レナード・ウイリアムスのニューヨーク――ジャイアンツ側――での試みは不完全なままで、近いうちに状況が変わる見込みもない。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによれば、ジャイアンツとウイリアムスはフランチャイズ選手に対する長期契約の期限が現地15日(水)に迫る中で足並みをそろえており、タグ付けされた1年を終えてからその先のことを決める計画だという。守備コーディネーター(DC)パトリック・グラハムが指揮する守備システムの中でウイリアムスがうまく機能することが期待される。

このウイリアムスの状況は、選手が長期契約にふさわしいかどうかを見極めるためにチームがタグ付けする典型的なケースとは違う。ジャイアンツは2019年10月下旬にウイリアムスを獲得するため、ニューヨーク・ジェッツにドラフトの指名権を2つ渡しており、すでに資産をかけてきたことは明らかだ。ジャイアンツのジェネラルマネージャー(GM)であるデーブ・ジェトルマンは、フリーエージェント(FA)が始まる前の3月にわずか8試合でウイリアムスがチームを去る可能性に直面し、彼のことを十分に検討したはずである。だがジャイアンツはそのようなシナリオを阻止しようと元1巡指名選手であるウイリアムスにタグ付けすることを決めたのだ。

ウイリアムスが長期契約に値する選手であることを証明する時がついにきた。2015年ドラフトの全体6位で指名を受けた彼は、いまだにその順位の期待に応えられていない。これまでにプロボウル出場(2016年)を果たしているが、ジェッツとジャイアンツの間でシーズンを分けた2019年はキャリアローとなるサック数をマークしており、クオーターバック(QB)を捉えたのは0.5回しかない。

昨年は不利な状況に置かれていたことは確かだろう。今回ウイリアムスには全シーズンを戦う前に守備システムを学ぶ機会が与えられる。2021年にジェトルマンが演壇に立つ時、ウイリアムスについてまた前向きに話しているか――あるいは彼の離脱を嘆いているか――は要注目だ。

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