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パンサーズのオーナーがサウスカロライナ大学に奨学金プログラムを設立

2020年07月14日(火) 15:13


カロライナ・パンサーズのヘルメット【AP Photo/Mike McCarn】

カロライナ・パンサーズのオーナーであるデビッド・テッパーはまだそれほど長い間カロライナにいるわけではないが、地域への恩返しに時間をかけるつもりはないようだ。

現地13日(月)にサウスカロライナ大学は、スポーツ・エンターテインメント経営学部に“The Nicole and David Tepper Scholars Program(ザ・ニコール・デビッド・テッパー奨学金プログラム)”を設立したと声明で発表した。このプログラムの設立には今後3年間にわたる56万7,000ドル(約6,000万円)以上の贈与が含まれている。

4年間の奨学金は年間1万ドル(約100万円)の価値があり、毎年4人の新入生を対象に大学生活をより充実させる機会が与えられる。同大学のリリースによると、“Tepper Scholars(テッパー奨学生)”の選別は学業成績をもとに「学生の多様性や第一世代の(保護者が学位を持っていない)学生を支援することに重点を置く」とのことだ。

「サウスカロライナ大学はカロライナ全域、そしてここコロンビアにおける教育の卓越性と機会の支援に対するデビッドとニコールのリーダーシップに深く感謝しています」と同大学の学長であるボブ・キャスレンは声明の中で述べた。「この変革的で寛大な贈り物は、次世代のスポーツ・エンターテイメント経営のリーダーたちの個人的またプロフェッショナルとしての成功に、即効性と永続性のある影響を与えることでしょう」

新型コロナウィルス(COVID-19)のパンデミックが進行中のため、選ばれた最初の学生たちは、コロナウイルスに関連する経済的困難のための即時の救済として、今年は追加の資金を受け取ることになっている。

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