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今もトレードに関心のもたれるジャガーズDEガーコウ

2020年07月15日(水) 10:58

ジャクソンビル・ジャガーズのヤニック・ガーコウ【AP Photo/John Raoux】

ディフェンシブエンド(DE)ヤニック・ガーコウは今もジャクソンビルを離れようとしているのだろうか?

フランチャイズタグを付与された選手が長期契約を結ぶ期限を翌日に控え、NFL内にはまだガーコウのトレードへの関心がいくつか存在すると、現地14日(火)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じている。

契約は難しいものの不可能ではないとラポポートは指摘した。

春の早い段階から、ジャガーズはガーコウのトレードにはいかなる契約であれそれに見合う補償を求めると主張している。

ガーコウはフランチャイズタグを指定されて以来、声高かつ公にトレードに向けて動いてきた。

チームとガーコウが長期契約を結ぶには、東部時間15日(水)の16時まで猶予がある。ガーコウが複数年契約を得られなければ、最大でも1年契約でプレーすることになる。2020年のガーコウのフランチャイズタグの価値は1,780万ドルだ。25歳のガーコウはまだテンダーにサインしていない。そうするまでは契約下に置かれておらず、今月末にスタートする予定のトレーニングキャンプに不参加でも罰金を科されることはない。

長期契約の締結期限が過ぎると、一般的にはトレードを完了するのは難しくなる。チームは
影響力をもった1年契約の選手を獲得するために貴重な資産を手放すことを望まない。だが、まったくあり得ないわけではない。昨年はレギュラーシーズン開幕直前にヒューストン・テキサンズがジェイデビオン・クロウニーをシアトル・シーホークスに送り出している。しかしながら、その埋め合わせはヒューストンにとってそれほど大きなものではなかった。

ジャガーズがトレードに対する期待を下げるのか、それともガーコウに2020年もジャクソンビルでプレーするか、シーズンを欠場するかの選択を迫るかはそのうち分かるだろう。

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