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チーフスとDTジョーンズが4年91億円の契約に合意

2020年07月15日(水) 12:07


カンザスシティ・チーフスのクリス・ジョーンズ【AP Photo/Ed Zurga】

カンザスシティ・チーフスが再び大金のつまった袋を持ち出した。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地14日(火)に、チーフスとスターディフェンシブタックル(DT)のクリス・ジョーンズが4年8,500万ドル(約91億2,000万円)の契約に合意したとジョーンズの代理人の話を元に報じている。

両サイドが長期契約を結ぶ期限は東部時間15日(水)16時だった。これが成立しなければ、ジョーンズはフランチャイズタグの下、1,610万ドル(約17億3,000万円)でプレーすることになっていた。期限があと1日に迫る中、チーフスとジョーンズは契約をまとめあげている。

ゲームを破壊するインテリアディフェンダーであるジョーンズは、現在のマーケットに照らし合わせて自分を年額2,000万ドル(約21億5,000円)に値する選手であると見ていた。また、先月には期限までの長期契約がまとまらなかった場合、欠場する可能性を匂わせてもいた。

チーフスはスターDTをなだめ、これ以上の反感を避けることに成功している。インテリアパスラッシャーの中で4年の延長による年額2,125万ドル(約22億8,000万円)という数字を上回るのは、ロサンゼルス・ラムズのアーロン・ドナルドのみであり、年額で言えばこのオフシーズンにインディアナポリス・コルツと契約を結んだディフォレスト・バックナー(4年8,400万ドル/約90億1,000万円)をも上回る。

すでにフランク・クラークと年額2,000万ドルの契約を結ぶチーフスについては、ジョーンズと大型契約を結ぶためのキャップスペースを調整するのに苦戦するのではないかとの見方が出ていた。

クオーターバック(QB)パトリック・マホームズが結んだ巨額の10年契約が、その構造上、今後2年にわたってサラリーキャップによるインパクトを均一に保つことでジョーンズの大型契約を可能にしている。マホームズは求められる限りの金額を追求しなかった理由として、優れた選手を自分の周りに維持したいとの意向を述べていた。

「できないと思ってただろ・・・なんてね、気にすんな」

「レッツゴーーーー!!!! 覇権は続く・・・」

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