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復活した金髪は「今の気持ち」とブラウンズWRベッカム

2020年07月15日(水) 14:51

クリーブランド・ブラウンズのオデル・ベッカム【AP Photo/Ben Margot】

クリーブランド・ブラウンズのワイドレシーバー(WR)オデル・ベッカムががぶるヘルメットの下には金髪が戻った。どうやらマインドセットにも変化があるようだ。

ベッカムは自身の『YouTube(ユーチューブ)』チャネルのための座談会を、ニューヨーク・ジャイアンツの元チームメイトであるWRビクター・クルーズ、ニューイングランド・ペイトリオッツの新しいクオーターバック(QB)であるキャム・ニュートン、そしてアトランタ・ファルコンズのランニングバック(RB)トッド・ガーリーを交えて開いた。その中でベッカムは途中で帽子を取り、その変化を披露したのだ。変化というよりむしろ、以前ニューヨークで見せていた金髪に戻ったと言った方がいいかもしれない。

座談会ではその後ベッカムが理由を次のように語ったと『ESPN』が報じている。

「これが今の俺の気持ちだ。ルールに従うのはもう飽きた。キャムと話していたように、おとなしく謙虚な態度を取っているとそれを弱さだと思うやつらがいて、調子に乗ってくる。逆に俺たちが何かを主張すると気に食わないと言ってくる。俺はもううんざりだ。今年の俺はやりたいようにやる」

「だから金髪を復活させた。もう誰にも何も言わせない」

金髪が復活したことは確かであり、それは2020年にブラウンズとの2年目のシーズンを迎える準備を進める中で、ベッカムが示した新たな展望をはっきりと象徴している。

ベッカムがブラウンズでのデビューを果たした2019年、最終的には5回目の1,000ヤード台をマークするシーズンになったにもかかわらず、それは本人を含めた多くの人が期待していたほど驚異的な結果ではなかった。さらにその数字は6勝10敗というブランズの散々なシーズン結果に打ち消されてしまった。プロボウル出場が3回、リーグの大スターの一人であるベッカムは、昨シーズンにけがに悩まされ、オフシーズン中にはスポーツヘルニアの手術を受けている。

金髪とともにベッカム本来の姿も復活を期待したい。

【R】