現地時間14日（火）の夜にケンタッキー州ルイビルで逮捕され、重罪の嫌疑をかけられている87人の中に、ヒューストン・テキサンズのワイドレシーバー（WR）ケニー・スティルスがいた。

スティルスはケンタッキー州検事総長ダニエル・キャメロンの自宅で、3月にブレオナ・テイラーさんを射殺した警察官らの逮捕を求めていた大勢の抗議者たちと共に逮捕されたと『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロが伝えている。

逮捕状によれば、スティルスに対する嫌疑には違法なプロセスに参加したことに対する重罪（クラスD）と、治安びん乱による第2級の軽罪、不法侵入による第3級の軽罪がある。100名以上の抗議者が地元の高校から検事総長宅まで行進し、テイラーさん殺害に関係した3名の警察官の起訴を求めた。

テキサンズはスティルスの逮捕について「われわれはこの状況を把握しており、より多くの情報を集めている」との声明を発行したとNFLネットワークのジェームス・パーマーが伝えている。

スティルスの代理人であるライアン・ウィリアムスは『Twitter（ツイッター）』にこのような内容を投稿した。

Kenny Stills:
– stood on a lawn
– asked for justice
– got arrested

Cops that killed Breonna Taylor:
– kicked in her door
– killed her
– didn't get arrested@KSTiLLS has officially spent more time in jail fighting for justice than the known killers who killed Breonna Taylor.

— Ryan Williams (@RyanWilliamsA1) July 15, 2020

「ケニー・スティルス
・芝生の上に立っていた
・正義を求めた
・逮捕された

ブレオナ・テイラーさんを殺害した警察官
・彼女の部屋のドアを蹴った
・彼女を殺した
・逮捕されていない

@KSTiLLSはブレオナ・テイラーさんを殺害したとして知られている者たちよりも多くの時間を牢獄で過ごし、公に正義のために戦った」

スティルスはこれまでにも社会正義を声高に求めてきた。コリン・キャパニックが社会的な不正義と警察官による暴行に対する平和的な抗議として2016年に国歌演奏中に膝をついたとき、最初にその行為を支持した中の一人がスティルスだった。

“Good trouble” with my brothers and sisters- organized by @untilfreedom.

Arrested for peacefully protesting. While Breonnas Taylor’s murderers are still out on the street.#ArrestTheCops #JusticeForBreonna#BlackLivesMatter pic.twitter.com/GmJUjl7Ezv

— Kenny Stills (@KSTiLLS) July 15, 2020

「@untilfreedomの俺の兄弟姉妹たちに“グッド・トラブル”。平和的な抗議で逮捕された。ブレオナ・テイラーさんの殺害者たちはまだ自由に歩いているというのに」

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