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ベンガルズWRグリーンがタグにサイン、予定通りキャンプ集合へ

2020年07月18日(土) 09:00


シンシナティ・ベンガルズのA.J.グリーン【AP Photo/Bryan Woolston】

シンシナティ・ベンガルズ史上ナンバー2のレシーバーが2020年も戻ってくる。

A.J.グリーンがフランチャイズタグテンダーにサインし、残りのチームとともにキャンプに集合するとベンガルズが現地17日(金)、発表した。

「A.J.はNFL屈指のレシーバーだ」とベンガルズのヘッドコーチ(HC)ザック・テイラーはチームのリリースで述べた。「彼はわれわれの計画の重要な一部だ。初日から彼を迎えられることになり、興奮している。今シーズンのわがオフェンスに彼の才能とリーダーシップがもたらすインパクトが楽しみだ」

グリーンは昨年7月末に負った足首のけがによって2019年シーズンを全て欠場した。一時は彼のステータスと復帰についてチームと意思疎通が取れていないこともあった。昨年の復帰は結局実現せず、グリーンが2020年もベンガルズにいることを望んでいるのかどうかも疑問だった。

17日の発表によって完全回復したグリーンなしでベンガルズがシーズンをスタートする心配はなくなった。フランチャイズタグへのサインでグリーンの2020年ははっきりしたが、その先のことは分からない。しかし、ベンガルズの取締役副社長ケイティ・ブラックバーンはチームが“彼に長くいてもらうための議論に前向き”だと述べており、この先のフットボール界に多くのニュースが提供されることを予感させている。

プロボウルに7度選出され、レシーブヤードでベンガルズ歴代2位となる8,907ヤードの記録を持つグリーンは、2019年にプレーしていれば1位のチャド・ジョンソンの記録(10,783ヤード)を抜いていた可能性もある。

だが、歴史を追う代わりにまずは全体1位指名のクオーターバック(QB)ジョー・バロウと理解を深める必要があるだろう。グリーンにボールを多く与えるかどうかは彼次第だ。最新となっている2018年を除き、グリーンはこれまで全てのシーズンで少なくとも100回のターゲットを達成している。

「俺も同じ考えだ。まだ4年はプレーしたいし、ベンガルとして引退したい」とチーム公式サイトに彼は語った。「きつい物言いなんてなかった。ビジネス面もあるのは分かっている。俺はただ、フットボールがしたいだけ」

【M】