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ドラフト1巡目指名選手たちが続々と契約に合意

2020年07月21日(火) 15:40


フィールドに置かれたフットボール【Margaret Bowles via AP】

トレーニングキャンプの開始が迫り、2020年ドラフトで1巡目指名を受けた選手たちが続々と契約に合意・署名している。

フィラデルフィア・イーグルスは現地20日(月)に1巡目ピックのジェイレン・リーゴーと契約に合意したと発表。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは4年1,330万ドル(約14億3,000万円)の契約だと伝えている。

イーグルスはドラフトで指名したルーキー全員と合意に至ったことを後に発表。それには2巡目で選択したクオーターバック(QB)ジェイレン・ハーツらが含まれる。ラポポートによれば、ハーツは4年602万ドル(約6億5,000万円)の契約に合意しており、それには194万ドル(約2億1,000万円)のサインボーナスが含まれるという。

ニューヨーク・ジェッツには巨漢がやってきた。身長約200cm、体重160kg超えのオフェンシブタックル(OT)マカイ・ベクトンがニューヨーク・ジェッツとルーキー契約を結んだとラポポートが報じている。

全体11位で指名を受けたベクトンは1,845万ドル(約19億8,000万円)完全保証の契約を交わし、すでにチームの本拠地に移動しているという。

そのサイズに見合わず動きも非常に優れたベクトンは、長い腕と足の速さも武器としており、QBサム・ダーノルドをけがから守る以上の活躍が期待できる。

同じく月曜日にはアトランタ・ファルコンズが1巡目16位のコーナーバック(CB)A.J.テレルをはじめとする今年の選択選手の全員と契約を完了したと発表した。

不調に沈むディフェンス陣を助けるべく、テレルはすぐにファルコンズの先発ラインアップに加わると見られている。タックルに関しては改善の必要があるものの、テレルはアウトサイドに高くフィジカルな存在感を与えることが可能な選手だ。

ジャクソンビル・ジャガーズが月曜日に契約を結んだのは全体20位で指名したラインバッカー(LB)ケイラボン・チェイソンだ。ルーキーのトレーニングキャンプが今週に始まるのを前に、ジャガーズはドラフトピックの全員と契約を交わしている。

チェイソンもすぐに先発の役割に就くと見られており、高く評価されるフリーエージェントのジョー・シューベルトや長年チームに在籍するマイルズ・ジャックらと共に戦っていく。

また、マイアミ・ドルフィンズは近年のドラフトで最も価値のある選択選手たちを契約下に置いている。

ドルフィンズが1巡目のCBノア・イグビノーガニーと契約に合意したと、ラポポートが状況を知る人物の話を元に伝えた。全体30位のイグビノーガニーと合意したことで、ドルフィズは1巡目指名の3名すべてと契約に合意したことになる。

ドルフィンズはかつてドラフト1巡目で指名した選手たちを放出して、2020年ドラフトでQBトゥア・タゴヴァイロア、タックル(T)オースティン・ジャクソン、そしてイグビノーガニーを獲得していた。

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