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シャナハンHCを手本にコミッティーアプローチをとるラムズHCマクベイ

2020年07月22日(水) 14:42


ロサンゼルス・ラムズのヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイ【AP Photo/John Bazemore】

ロサンゼルス・ラムズはランニングバック(RB)トッド・ガーリーに別れを告げ、2020年にコミッティーアプローチを採用することを計画している。

ヘッドコーチ(HC)のショーン・マクベイは『Helliepod』のダン・ヘリーに、RBポジションへのアプローチについてはカイル・シャナハンのプレーブックをお手本にしていると話していた。

そんなマクベイHCは『The Rams Wire(ラムズ・ワイヤ)』のキャメロン・ダシルバに「自然にうまくいくと思っている。RBにコミッティーアプローチをとったサンフラン(サンフランシスコ・49ers)の去年の成功を見ればね」と述べている。

「カイルと彼の選手たちが素晴らしい仕事をしたと思うのは、“さあ、俺たちはオープンマインドなアプローチをとるぞ。俺たちはバランスをとるために取組み、良い切り札になるやつ、もしくはそのキャリーにふさわしいと真に表明できたやつが行く”というやり方だ」

ガーリーとの悲惨な契約を経ている以上、ラムズがコミッティーアプローチをとる考えになったのも当然だろう。恋人と別れた後、その人とは正反対のタイプを潜在的に選んでしまうようなものだ。

マクベイHCはダレル・ヘンダーソン、マルコム・ブラウン、ジョン・ケリー、そしてルーキーのキャム・エイカーズのそれぞれに、必要な際は仕事量を負担するだけの能力があると語っている。

キャリーをどのように振り分けていくかはさまざまな要素に左右され、その中にはトレーニングキャンプ前のオフシーズンワークが限られている中、どれだけ早い段階でエイカーズがオフェンスを習得できるかもある。エイカーズは特にアーリーダウンで多くのキャリーを担うことになると見られているが、マクベイHCの言う通り、4人全員がそれぞれの役割を果たしていくはずだ。

最大のワイルドカードはヘンダーソンだ。ルーキーとして苦戦したヘンダーソンだが、2年目にそれを過去のものとすることができれば、デュアルスレットのRBになるだけの才能を有している。

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