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レイブンズKRトーマスも今季をオプトアウト

2020年07月28日(火) 15:45

ボルティモア・レイブンズのディアンソニー・トーマス【AP Photo/Nick Wass】

ボルティモア・レイブンズのキックリターナー(KR)/ワイドレシーバー(WR)であるディアンソニー・トーマスが2020年シーズンをオプトアウトする意向だ。

新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックを受け、トーマスが自主的にオプトアウトするとチームが発表している。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じたところによれば、自主的にシーズンをオプトアウトする選手には15万ドル(約1,600万円)が前払いされ、契約は保留される。トーマスの以前にはカンザスシティ・チーフスのガード(G)ローレント・デュバニー・ターディフがオプトアウトの意向を示していた。金曜日の夜に自らの決断を発表したデュバニー・ターディフが、最初にオプトアウトを明らかにした選手だった。

NFLネットワークのマイク・ガラフォロによれば、昨シーズンを欠場してからシアトル・シーホークスと契約したガード(G)チャンス・ウォーマックやダラス・カウボーイズのコーナーバック(CB)モーリス・キャナディーも自主的なオプトアウトを選ぶという。キャナディーは昨シーズン、ニューヨーク・ジェッツ、およびボルティモア・レイブンズの選手として先発3試合を含む13ゲームに登場している。

ペリセロはまた、ニューイングランド・ペイトリオッツのフルバック(FB)ダン・ビテイルがオプトアウトを選んだ5人目の選手だと伝えた。

このほか、トランザクションワイヤによればワシントン・フットボール・チームのディフェンシブエンド(DE)ケイレブ・ブラントレーが自主的オプトアウトではなく“ハイリスク”オプトアウトを決断している。昨シーズンに1試合に出場しているブラントレーは35万ドル(約3,700万円)を受けとるのに加え、1シーズンをキャリアに数えられ、契約は保留される。

トーマスはこのオフシーズンにレイブンズと1年の再契約を結んでいた。この契約は2021年に保留される。

また、レイブンズはGエバン・アダムス、WRマイケル・デリウス、Gダイショーン・ディクソン、TのR.J.プリンス、Kニック・ボーゲルをウェイバーにかけたことを発表。タイトエンド(TE)ジェイコブ・ブリーランドはアクティブ/ノンフットボール故障者リストに置かれている。

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