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バーチャルで運営は可能だと新型コロナ陽性のイーグルスHCペダーソン

2020年08月04日(火) 09:38


フィラデルフィア・イーグルスのヘッドコーチ(HC)ダグ・ペダーソン【AP Photo/Julio Cortez】

フィラデルフィア・イーグルスのヘッドコーチ(HC)であるダグ・ペターソンはNFLのコーチとして2人目の新型コロナウイルス(COVID-19)陽性者となったが、自身が隔離されている間もチームは機能していけると自信を持っている。

現地3日(月)に行われたビデオ会議で、ペダーソンHCは最小限の症状で済んでいるのを幸運だったとし、自身のエネルギーはチームを十分運営していけるだけのレベルだと語っている。

「このウイルスが人々に直接影響するのは分かっている。その点については礼節を保ち、配慮している。一方で自分の調子はきわめて良く、エネルギーレベルが高く、本当にいかなる症状も出ていない。このウイルスは人をこれとは違った形で攻撃するのが分かっているので、自分は実に幸運だ。メディカルチームや医師だけではなく、私のスタッフやチーム自身ともコンスタントに、最高のコミュニケーションを取っている」とペダーソンHCは述べた。

ペダーソンHCは家族とは接触していないこと、また、必要な際は自宅でマスクを着用していることにも触れている。

ペダーソンHCが不在の間、アシスタントHCのデュース・ステイリーが現場での業務を取り仕切る。新型コロナウイルスの影響を受けたオフシーズンを過ごしてきたペダーソンHCは、ビデオ会議を通じて引き続き業務が可能だと指摘した。

「今でもコントロールできている。私たちがこのオフシーズンに学んだことの一つは、チームをバーチャルで運営できるということだ。それが、私が今日も、昨日でさえも、スタッフミーティングやチームミーティングといったようなことをこなしつつやってきたことだ」

ペダーソンHCは施設外のどこでウイルスにさらされたのかについて推測を拒否しているが、イーグルスの施設内で行われているプロトコルについては自信を示した。

また、自身が陽性だったものの、2020年のNFLシーズンは開催可能だとペダーソンHCは考えている。

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