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OLBクロウニーの穴を埋めるべくシーホークスがベテラン2人に関心

2020年08月07日(金) 11:41


ミネソタ・バイキングスのエバーソン・グリフェン【AP Photo/Jeff Roberson】

アウトサイドラインバッカー(OLB)ジェイデビオン・クロウニーのシアトル帰還は現時点では見込みが薄い。しかし、シーホークスのヘッドコーチ(HC)であるピート・キャロルは馴染みのある選手を1人か2人迎えてその穴を埋めるかもしれない。

シアトル・シーホークスがベテランLBのクレイ・マシューズとディフェンシブエンド(DE)エバーソン・グリフェンに関心を持っていると『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイケル・シルバーが報じた。

グリフェンは2019年シーズンにプロボウルに選出されながらもいまだフリーエージェント(FA)の状態であり、南カリフォルニア大学(USC)時代にコーチと呼んでいたキャロルHCを擁するチームに居場所を見つける可能性はある。キャロルHCとグリフェンは2009年シーズンにそれぞれカレッジからNFLの世界に入り、それぞれシーホークスとミネソタ・バイキングスで成功を収めてきた。

32歳のグリフェンが大型契約を結ぶことはもうないだろうが、適切なチームに加入すればスーパーボウルリングを手にする可能性はある。キャロルとの組み合わせは自然にフィットしているように見える。

同じことはグリーンベイ・パッカーズで10シーズンを過ごした後に、2019年にはロサンゼルス・ラムズに加わっていたマシューズにも言えるだろう。グリフェンとは異なり、34歳のマシューズは2019年にプロボウルレベルの活躍をしたわけではないが、トータルのサック数8回ではグリフェンと匹敵するのに加え、USCにおいてキャロルHCの下でプレーしていたこともある。

重要なのは次の点だ。すなわち、2人ともクロウニーの離脱によって失われたものを埋め合わせるだけの価値を今でも持っている。キャロルHCが築いた馴染みのあるカルチャーがスムーズな移行を助け、キャリア終盤におけるそれぞれのポテンシャルを最大化するのに役立つだろう。

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