回復すればQBスミスも競争の一角だと繰り返すワシントンのリベラHC
2020年08月11日(火) 09:34ワシントン・フットボール・チームのヘッドコーチ(HC)であるロン・リベラは今週も、クオーターバック(QB)アレックス・スミスが健康であればQB争いの一角を演じるだろうと語っている。
リベラHCは現地10日(月)に、2019年シーズンすべてを失うことになったひざの負傷から回復していると診断されれば、スミスは練習で他のQBたちと張り合うことになるだろうと繰り返し述べた。
「アレックス・スミスのおかげで、われわれにとっては非常に興味深いチャレンジになるかもしれない」とリベラHCが話したと『Washington Post(ワシントン・ポスト)』が伝えた。
「アレックスの健康状態に問題がなく、好調であり続けてわれわれが彼をアクティブにするなら、彼も競争の一角になるだろう。フットボールチームとして、われわれにとっては実に良い形になっていきそうだ。この競争で自身が良くなるだけではなく、若手たちをプッシュしていくことにもなる。だから、われわれが前進していくにあたって、自分たちがしていることについてはとても良い感覚を抱いている。全員の練習を公平にするのがとても難しい状況になるだろうし、彼らの競争についても同じことが言える」
リハビリを続けるスミスは、今もPUPリスト(故障者リスト)上にある。
リベラHCは少なくとも週に1回はスミスのけがが回復していればQB争いの一員になると主張してきた。
スミスに関する毎週のコメントは単純にベテランQBについて質問してくる地元レポーターへのまき餌なのだろうか。それとも、若手QBドゥエイン・ハスキンズへの着火剤なのか。リベラHCはスミスに、フィールドに勝者を立たせる最高のチャンスを見出したのか。人生の他の多くのことと同様、すべてが少しずつ入り混じっているのかもしれない。
スミスは多くの人々がもうキャリアが終わったと考えるだけの重傷を負った。復帰に近いところまで来ていると見なされること自体が偉大な物語だ。ハスキンズから先発の座を奪う展開となるかは、あと何章か先の話になる。
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