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ビルズがマクダーモットHCと2025年末まで契約延長
2020年08月13日(木) 09:35ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクダーモットはバッファロー・ビルズをAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区のおまけ的な存在から優勝候補にまで変貌させた。チームから見て、この働きはマクダーモットHCの職を確保するだけの価値があったようだ。
ビルズは現地12日(水)、マクダーモットHCとの複数年の契約延長にサインしたことを発表した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは、ビルズがマクダーモットHCに2025年末までの6年の契約を与えたと報じている。マクダーモットHCの前契約にはあと2年が残っていた。
比較的短い時間でマクダーモットHCはタフで気骨のある文化をチームに築き、本格的な争いの圏外にいたビルズをコンテンダーに成長させた。ビルズは2017年にプレーオフに進出し、1999年以来のスランプを終わらせている。その2年後には再びポストシーズンに登場し、周囲にとっての脅威の一角となっていた。
フランチャイズクオーターバック(QB)のジョシュ・アレンが次の一歩を目指し、ビッグプレーの可能性を秘めたワイドレシーバー(WR)ステフォン・ディッグスがやってくる今、ビルズのオフェンス陣は信頼性の高いディフェンス陣に匹敵するプレーに近づくかもしれない。ダラス・カウボーイズに対するプライムタイムでの勝利はもはや休日のサプライズとしては見られず、QBトム・ブレイディが去った後のAFC東地区の盛り上げ役が期待される。
ビルズはそんな状況を今後も続けるべく、けん引役と新たな契約を結んでいる。
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