カウボーイズが元バイキングスDEグリフェンと契約
2020年08月13日(木) 11:43一流のパスラッシャーがビッグDへ向かう。
ダラス・カウボーイズが元ミネソタ・バイキングスのディフェンシブエンド(DE)エバーソン・グリフェンと契約すると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロ、ジェーン・スレーターが現地12日(水)の晩に伝えた。契約は1年600万ドル(約6億4,000万円)になるという。
32歳のグリフェンは4度のプロボウラーであり、過去10年をバイキングスで送ってきた。バイキングスへ戻るかシアトル・シーホークスに向かうのではないかと見られていたグリフェンだが、水面下から現れたカウボーイズがこの偉大な才能をつかんだとラポポートは伝えている。
2019年にサック8回、タックルフォーロス11回を記録してプロボウルに選出されたバイキングスを離れるグリフェンだが、ダラスでのデビューシーズンにはちょっとした馴染みの要素がありそうだ。今年はグリーンベイ・パッカーズ時代にグリフェンと年に2度対峙していたヘッドコーチ(HC)マイク・マッカーシーにとっても、カウボーイズでの初年度となる。
それらの要素とスーパーボウル進出の可能性が、グリフェンがしばらくの間進んでいた交渉を終わらせてカウボーイズを選ぶ推進力になったとスレーターは報じた。
今回の契約によってダラス以外の場所には予期しない影響が生じ、バイキングスはグリフェンに別れを告げ、シーホークスは他のパスラッシャーを探すことになる。ラポポートが伝えたところによれば、シーホークスは元パッカーズのクレイ・マシューズに興味をもっているという。そして、もちろんジェイデビオン・クロウニーの存在もある。
ただ、グリフェンという選択肢はもう消えた。