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シーホークスが隠れて部外者をホテルに招こうとした新人をカット

2020年08月14日(金) 11:33

シアトル・シーホークスのヘルメット【Photo Credit: AP Photo/Jon Ferrey】

シアトル・シーホークスが現地11日(火)にルーキーコーナーバック(CB)キーマ・シブランをウェイバーにかけた理由が明らかになった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが木曜日に伝えた内容によれば、ドラフト外フリーエージェント(FA)だったシブランはチームの宿泊するホテルに女性の訪問者をひそかに招き入れようとしたところが映像に捉えられたという。この女性は選手であるよう見せかけるためにシーホークスのウエアを身に着けていたとペリセロは述べた。

チームのホテルに訪問者を迎えようとする行為はチームルールの違反であり、特に新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの中で行われているトレーニングキャンプ中にはなおのことだ。仮に外部であったとしても最小限の接触にすることが求められており、他のメンバーを危険にさらして部外者をチームのホテルに招く行為は、シーホークスにとって見逃すことのできない違反だった。

パンデミックとは無縁の普通の状態であっても、通常は選手らがホテルやドームに訪問者を迎えることは禁じられている。元メリーランド大学のワイドレシーバー(WR)ディオン・ロングも2016年のロサンゼルス・ラムズのトレーニングキャンプで同様の違反を犯してカットされており、そのエピソードはドキュメンタリー『Hard Knocks (ハード・ノックス)』の2016年シーズンに収められている。

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