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心臓病を抱えたジャガーズDLガンター、苦渋の選択で引退へ

2020年08月17日(月) 10:24


ロドニー・ガンター【Greg Trott via AP】

ジャガーズのディフェンシブラインマン(DL)ロドニー・ガンターが引退する。

28歳のガンターは現地16日(日)に、心臓に重大な疾患があることを明かした後に引退を表明している。

「ここ3週間は本当に飲み込みがたい状況だった。夢が自分の目の前で消えたのは、ものすごくつらいことだ。何人かの心臓の専門家に会い、今の症状でフットボールのプレーを続けるならば、肥大している大動脈が破裂する可能性があると言われた。それが突然死や激しい発作につながる可能性がある」

「手術で今の心臓の状態を治せる可能性はフィフティフィフティだ。だけど、今のところ俺は手術を行う基準を満たしていない。手術を行うには大動脈の肥大が5.5cm以上じゃなければならないが、俺は5.0cmだ。今の時点ではプレーすることも手術することもできず、待つしかない。だから、今のところ俺と家族にとっての最良の選択は、このゲームから去ることなんだ」

「俺にチャンスをくれたジャガーズに感謝している。そして、その中で俺を信じてくれたすべての人に感謝している。ありがとう」

ジャガーズでリザーブになる予定だったガンターはアクティブ/非フットボール疾病リストでトレーニングキャンプ開始を迎えていた。

アリゾナ・カーディナルスで5シーズンを過ごし、2019年にキャリアハイの13試合に先発したガンターは、3月にジャガーズと3年契約を結んでいた。2015年の4巡目で自分を選択したカーディナルスで、ガンターはタックル126回、タックルフォーロス26回、サック11回を記録している。

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