ヒューストン・テキサンズに主力選手が1人戻ってきた。

ワイドレシーバー（WR）のケニー・スティルスが身体検査にパスし、NFI（非フットボール故障者）リストから復帰したことをチームが現地16日（日）に発表した。このベテランWRは未公表の病気を理由に1週間以上前からNFIリストに入っていた。

スティルスが戻るのは、オールプロのWRであるディアンドレ・ホプキンスがオフシーズン中のトレードによってチームを去ってから流動的となっているレシーバー陣だ。テキサンズでの1シーズン目ではパス40回で561ヤードを稼ぎ、4回のタッチダウンを決めたスティルスにとって出番が増える状況かもしれない。昨シーズンにテキサンズでスティルス以上にタッチダウンパスを決めた上でキャンプに戻ってきたワイドアウトはおらず、1キャッチにつき14.0ヤードをマークしたレギュラー選手も他にロースターにはいない。

特にWRのブランディン・クックスとランドール・コブの最近の加入を考えると、チーム内でそれぞれの役割が具体化するのにはまだ時間がかかるだろう。WRウィル・フラーはけがさえなければ生産的な働きを見せ、今は健康そのものだ。そしてテキサンズはキャリアハイの7タッチダウンを記録したばかりのタイトエンド（TE）ダレン・フェルズとも契約を更新している。

昨シーズンにクオーターバック（QB）のデショーン・ワトソンが150回ターゲットとしたホプキンスがいない今、全員に活躍するチャンスがある。

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