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スタジアムのキャパシティを約22%に限る案をまとめたチーフス

2020年08月18日(火) 10:24

アローヘッド・スタジアム【Scott Boehm via AP】

現王者のカンザスシティ・チーフスは9月にファンベースのほんの一部だけをスタジアムに迎える予定だ。

今も続く新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックを受け、チーフスはキャパシティをおよそ22%に制限して2020年シーズンをスタートするプランをまとめたことを現地17日(月)に発表した。

最終的にまとまったプランの中には、他の都市を拠点とするNFLクラブが導入するものとは異なる包括的な健康安全プロトコルがある。チーフスは全スタッフが到着時にスクリーニング検査を受け、保護具を使用し、適切なウイルス予防手段を取る等の強化した清掃および消毒策を発表している。

観客に対しては座席や交通量の多いエリア等で人との距離を開けるための対策が取られる。手の消毒場所がアローヘッド・スタジアムのあちこちに設置され、スタッフとゲストの接触を最小限に抑えるべく、完全にキャッシュレスのやりとりが行われる。予想通り、マスクはスタジアム一体に立ち入る人全員に着用が義務付けられ、チーフスは最初の3戦に訪れる人全員に記念マスクを提供する。

セキュリティとゲストとの接触を最小限にすべく、以前は許可されていた透明なバッグを含め、あらゆるバッグのスタジアム内部への持ち込みは禁止される。スタジアム内部での喫煙や唾を吐く行為も禁じられ、テールゲートパーティーをするゲストのために、駐車場でも距離を置く方策が取られる。

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