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ブラウンズRBチャッブに脳震とうの可能性

2020年08月18日(火) 11:19

クリーブランド・ブラウンズのニック・チャッブ【AP Photo/David Richard】

雨の月曜日に、クリーブランドの未来にも暗雲が生じている。

クリーブランド・ブラウンズのシニアスタッフライターであるアンドリュー・グリブルによれば、ランニングバック(RB)ニック・チャッブが脳震とうの可能性があると診断されたという。

トレーニングキャンプを訪れていた複数の番記者によれば、チャッブはヒットを伴う練習中にラインバッカー(LB)マック・ウィルソンから強いヒットを受けており、それが脳震とうにつながった可能性があるとのことだ。

チャッブがプロキャリアの初期から優秀さを発揮してきた理由の一つが、常に出場態勢を整えられていたことにある。チャッブはキャリアスタートからの2シーズンで一度も欠場したことがない。

チャッブはラッシングヤードをNFL全体の2位(1,494ヤード)で終えた昨シーズンに、初めてプロボウルに選出された。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』が評価する、同様の状況から予測される獲得ヤードとの差(Rush Yards Over Expectation/ラッシュ・ヤード・オーバー・エクスペクテーション:RYOE)でアテンプトあたりリーグ2位の+0.91を記録したチャッブを上回ったのは、テネシー・タイタンズのデリック・ヘンリー(+1.05)だけだった。

チャッブとチームメイトのカリーム・ハントが、クリーブランドのバックフィールドで試合の行方を変える能力のある双頭態勢を形作っていた。2019年はハントが8試合の出場停止処分を科されたため、2人は共に迎える初めてのフルシーズンに備えているところだった。

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