チャージャーズDEボサがDEイングラムの契約問題をめぐる練習欠席を支持
2020年08月20日(木) 04:49ディフェンシブエンド(DE)メルビン・イングラムは、チームメイトのDEジョーイ・ボサが巨額の新規大型契約を結んだことを受け、自身も同様の報酬を希望している。
今週、ロサンゼルス・チャージャーズが今年初めてフィールドでの実践練習を開始する中、イングラムも姿は見せている。新団体労働協約(CBA)はホールドアウトを禁じており、イングラムは招集に応じてミーティングなどには参加しているものの、新たな契約締結を求めて練習には参加していない。
イングラムは大金を手にしたばかりのボサの支持を得ている。
ボサは『Los Angeles Times(ロサンゼルス・タイムズ)』紙に対し、「少し話したけど、俺に言えるのは、俺がイングラムを支持するということだけだ。イングラムは彼と彼の家族にとってベストな決断を下すだろう。俺は彼が正しい決断を下すと信じている」と述べた。
イングラムは18日の練習に出席したが、この日もドリルには参加しなかった。
イングラムは今年、2017年に6,400万ドル(約67億6,000万円)で締結した4年契約の最終年に入った。ボサは今月初め、1億3,500万ドル(約142億6,950万円)で5年の延長契約を締結し、NFL史上最高額のディフェンシブプレーヤーとなった。
31歳のイングラムは自身の身を再び危険にさらす前に報酬を確実にしたいのだ。
ボサは「結局、これはビジネスだし、彼の身は彼自身で守らなければならない。彼は俺たちとプレーしたいはずだ。ここに出てきたいんだ。でもビジネスを片付けないとならない」とも話している。
あと25日でレギュラーシーズンのキックオフを迎えるが、イングラムが2020年シーズン開幕までにチャージャーズとの契約を取りまとめられるのか、見守ることになる。
【SC】