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股関節屈筋を痛めたワシントンのDEヤングが大事をとって休息

2020年08月20日(木) 08:46


ワシントン・フットボール・チームのチェイス・ヤング【AP Photo/Alex Brandon】

ディフェンシブエンド(DE)チェイス・ヤングはベテランには程遠いが、現地19日(水)、初めての練習休息日を与えられた。

それは単なる息抜きや負荷管理ではなかった。ヘッドコーチ(HC)のロン・リベラが、ヤングの2020年とその先のワシントン・フットボール・チームへの多大なる貢献への道のりをスムーズなものにするためにとった予防策だった。

水曜日、リベラはヤングについて、「特にキャリアの発展期にある若手選手にとっては大変重要なことだ。彼はやってくれる。素晴らしいことをいくつかした。われわれが要求したことをすべて成し遂げた。今日は彼を気にかける必要がある日だった。軽く股関節屈筋を痛めたんだ。われわれはスマートにいきたい。明日、彼の様子を確認する。だけど、彼は本当に良い仕事をしている。本当に。回数を重ねるごとに、フットボールチームとしてやろうとしていることにどんどん順応して慣れていく」と述べた。

水曜日のセッションに居合わせた番記者が雨模様と報じたことは、ヤングを外したリベラの考えを補足する。滑りやすいフィールドは軽度の不調を抱えるドラフト全体2位指名選手の練習環境としてふさわしくない。

ヤングは2020年のワシントン・フットボール・チームの即戦力に仕上げられており、たくさんのパスラッシュを行うことをだけを期待されているのではない。ヤングは過去4回のドラフトで1巡目指名された選手たちを擁するディフェンシブラインでスタートすることが見込まれる。その選手たちとは、ディフェンシブタックル(DT)ジョナサン・アレン(2017年)、DTダロン・パイン(2018年)、DEモンテス・スウェット(2019年)、そしてヤング(2020年)だ。

しかしながら、ヤングには他の選手よりも派手さがあり、2019年にウィスコンシン大学やペンシルバニア州立大学を相手に発揮した圧倒的なパフォーマンスでは全国レベルの脚光を浴びた。

ヤングを迎えたワシントン・フットボール・チームのディフェンシブフロントへの期待は大きい。それは水曜日の練習から彼を外したリベラの決断を正当化している。

もちろん、レギュラーシーズンは1カ月以内に迫っているが、ヤングが数週間相当の試合から遠ざかるよりも、1日相当の練習から遠ざけておく方がいい。

【SC】