ベンガルズWRロスが家庭の事情による離脱から復帰
2020年08月21日(金) 09:06シンシナティ・ベンガルズのワイドレシーバー(WR)ジョン・ロスがキャンプ離脱を終えた。
ベンガルズのスピードスターであるロスはチームに再合流するためにカリフォルニアから戻ってくる途中だと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが報じている。ロスは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染した息子とその母親を看病するためにチームを離れていた。
陽性患者である家族と接したことにより、ロスはベンガルズのリザーブ/COVID-19リストに登録された。ロスが現地20日(木)に新型コロナウイルス検査を開始すれば、早ければ22日(土)にも正式にチームに復帰する可能性があるともガラフォロは述べた。
チームメイトのタイラー・ボイドは、個人的にも、 先日、チームライターのジョフ・ホブソンと話した際にも、ロスへの支持を表明していた。
ボイドは、「僕たちはテキストでやりとりしていたんだ。電話して声を聞いて、彼に落ち込んでほしくなかったから。ただ、彼のペースでやってほしい。彼は強くて、家族のために尽くすことができる男だって知っているけど、たくさんの仲間が彼を励まそうとしていたよ。何回かテキストを交換して、彼には家族のそばにいてあげて欲しかったし、フットボールのことは状況が良くなったときに考えてほしかった」と述べた。
ロスの復帰時期の全体像は、すぐにということ以外には分かっていない。ロスはチームを離れる前にベンガルズのレシーバーであるWRのA.J.グリーン、WRタイラー・ボイドとともにファーストチームのオフェンスで練習していた。
ロスはキャリアのなかで極めて重要なシーズンに突入している。現時点で1巡目指名選手としての期待に応えることができていない中で、契約延長の価値があることを証明する必要がある。ベンガルズがクレムソン大学のWRティー・ヒギンスを4月に2巡目で指名したことを考えると、ロスにとって時間が要となる。
【SC】