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NFLがジョナサン・ビーンを上級副社長兼多様性および一体性担当責任者に任命

2020年08月22日(土) 09:52


【NFL】

NFLは現地9月8日付でジョナサン・ビーンを上級副社長兼多様性および一体性最高責任者に任命すると発表した。ビーンは多様性の実践者として大企業で20年の経験を持つ。ビーンは今回の役目を通して、リーグの包括的な多様性、公平性、一体性戦略の先頭に立ち、シニアリーダーと協力してリーグ全体で実行可能な改革を推進していく。

NFLコミッショナーのロジャー・グッデルは「多様性と一体性はわれわれの組織を強化するとともに、価値観と合致させるものだ」とコメント。「ジョナサンは重要な時期にチームに加わることになる。リーグの改善に向けて、多様性、公平性、一体性の方針や実践に関する彼の豊富な知識とリーダーシップを期待している」

多様性、公平性、一体性のある環境を構築し続けるというNFLのコミットメントに従って、ビーンは多様性が称賛・評価される、より包括的な文化を模索するために設立された。ジョナサンはリーダーシップチームの一員として、これらの分野におけるリーグの発展に貢献する。

「この国が歴史的に重要な時期にある今、NFLのような象徴的な組織に加わるにあたって、これ以上、適した時期はないと思う」とビーンは述べた。「リーグの多様性および一体性最高責任者として、オーナーやその他の重要な出資者と密接に協力し、多様性、公平性、一体性に取り組む機会が得られたことに興奮を覚えている。私の情熱はここにある」と締めくくった。

ビーンは『Roche(ロシュ)』、『21st Century Fox(21世紀フォックス)』、『Time Warner(タイム・ワーナー)』などで多様性に関連する上級職を歴任。ニューヨークオフィスを拠点とし、ダシャ・スミス副社長兼総務最高責任者の下に勤務する。

スミスは「ジョナサンをNFLのリーダーシップチームの一員に迎えることができてうれしい。多様性、公平性、一体性はわれわれの事業戦略全体の中でも重要な成功因子である。末長く影響力のある変化を実現するためのこれらの進歩に自信を持っている」と述べた。

ジョナサンはジョージタウン大学で税務学の法学修士号を取得し、ニューヨーク州立大学バッファロー校で法学博士号(J.D.)およびMBAを取得した。ダートマウス・カレッジで米国史を専攻して学士号を取得。また、『Gay & Lesbian Allianve Against Defamation(GLAAD:中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟)』の理事と、ニューヨーク州立大学バッファロー校法学院の学部長諮問委員会のメンバーを務める。妻のジョディと2人の子供達とニューヨークに在住する。

【SC】