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臀部のけがを抱えるペイトリオッツQBスティッドハム

2020年08月23日(日) 02:41


ニューイングランド・ペイトリオッツのジャレット・スティッドハム【AP Photo/Steven Senne, Pool】

ニューイングランド・ペイトリオッツのクオーターバック(QB)の練習に変化があった理由は、けがによって説明できるかもしれない。

現地21日(金)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ジアルディは、ジャレット・スティッドハムが足のけがから来る不快感と戦っており、今日はたとえ練習ができたとしてもあまり多くはできない見通しだと伝えていた。ジアルディはその後、けがは厳密に言えば臀部(でんぶ)のものだと付け加え、彼が100%に戻るには数週間かかると伝えた。

スティッドハムは個々のドリル以外には参加しなかったが、コーチ陣が過度に心配している様子はないとも付け加えられている。

「次回の練習までには間に合うはずだ」と攻撃コーディネーター(OC)のジョシュ・マクダニエルズは『ESPN』に語った。

スティッドハムにとっては先発の座を巡ってキャム・ニュートンと戦っているさなかの負傷だ。

これより先にジアルディは、ニュートンが20日(木)の練習で通常より多くのスナップを行っていたと報告している。その変化にスティッドハムのけがが関係していたかどうかは不明だ。

スティッドハムはトレーニングキャンプを通してインターセプトに苦しんでいる。タイトなウインドーにボールを通せなかったのは、足をけがしていたためだったとも考えられる――が、そうではない可能性もある。ヘッドコーチ(HC)のビル・ベリチックは練習中のインターセプトについては心配していないといい、チームは1回の練習やたった1つのプレーではなく、ワーク全体を見て評価すると述べた。

ニュートンを追い越したいスティッドハムにとってこのけがは悪いタイミングの障害だ。

元々、2年目QBの彼がNFL MVPに輝いたこともあるニュートンに勝つためにはキャンプ中に光るところを見せる必要があると考えられていた。インターセプトの数もその点においてはマイナス材料だった。そして、けがは状況をさらに悪化させた。リハビリ室から先発を勝ち取ったという話は今まで聞いたことがない。

【M】