ニューイングランド・ペイトリオッツのランニングバック（RB）ソニー・ミシェルが故障者（PUP）リストから抜け出した。

ミシェルは正式にPUPリストから外され、現地26日（水）に練習に復帰したと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが報じた。また、NFLネットワークのマイク・ジアルディは、ミシェルが練習中にチームメイトのRBデイミアン・ハリスと練習に励む姿が見られたと伝えている。

ミシェルは昨年のオフシーズン中に足の手術を受けており、シーズンを前にPUPリストに登録されていた。昨季は16試合すべてに出場したものの、1回のキャリーあたり4ヤード以上を突破できなかった。ペイトリオッツの理想的なリードバックとして（なぜかそういった役割が衰えているという侮辱もあるが）、彼の存在の重要性を詳しく説明する必要はないだろう。

ペイトリオッツは今月初旬にベテランのRBラマー・ミラーを迎えたが、ACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）断裂のため2019年シーズンを棒に振ったことから、彼のフットボール活動への復帰を徐々に進めることも決めた。ミラーはPUPリストにとどまっているが、ミシェルはジェームズ・ホワイトやレックス・バークヘッドらRB陣に合流している。トム・ブレイディ離脱後の新時代に向けて、今なお基盤を模索中の攻撃陣にとって、ランニングバックの選択肢がもうひとつできたことになる。

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