ベアーズRBモンゴメリーが練習で鼠径部を捻挫、重症度は不明
2020年08月27日(木) 06:20シカゴ・ベアーズ攻撃陣の土台となるプレーヤーが現地26日(水)の練習で負傷した。
ベアーズの練習後、『NFL Network(NFLネットワーク)』のステイシー・デールズはランニングバック(RB)デビッド・モンゴメリーが非接触のけがで練習中にカートで運び出されたと報じた。NFLネットワークのトム・ペリセロは、モンゴメリーが鼠径部(そけいぶ)を捻挫したようだと伝えている。
ベアーズはモンゴメリーが深刻なけがを避けることができたとポジティブにとらえているが、まだ診察中とのこと。ベアーズのヘッドコーチ(HC)マット・ナギーは報道陣に対して捻挫の重症度はまだ分からないと語った。
モンゴメリーが少しでも欠場することになれば、ナギーHCの攻撃陣に大打撃を与えることになる。
モンゴメリーは手薄いバックフィールドにおいて今年も基盤を担うはずだ。ルーキーだった2019年シーズンにモンゴメリーは242回のキャリーで889ヤード、6回のタッチダウンランを記録するとともにレシーブ25回で185ヤード、1タッチダウンもマークしている。2年目はさらに大きな役割を果たすことが期待されていた。
RBタリク・コーエンがパスキャッチを担当し、モンゴメリーは再びアーリーダウンの主力として見られていた。ベアーズはこのオフシーズンにコーダレル・パターソンをワイドレシーバー(WR)からランニングバックに戻しているが、モンゴメリーのけがに応じて出陣することもあるだろう。
もし鼠径部(そけいぶ)のけがによって2年目を棒に振るならば、ベアーズはアーリーダウンを獲得する選択肢としてフリーエージェントを取り込むために市場に目を向ける可能性もある。モンゴメリーがしばらく外れるのならば、RBデボンタ・フリーマン(報酬要求にもよるが)のような選手が適任と言えるかもしれない。
【SC】