アローヘッド・スタジアムを大統領選挙の投票会場に希望するチーフス
2020年08月27日(木) 10:57“NFL Votes(NFLは投票する)”は、投票と市民参加を奨励するリーグと選手の取り組みだ。
カンザスシティ・チーフスはその取り組みを次のレベルに進めようとしている。
チーフスの社長であるマーク・ドノバンは、現地11月3日(火)に行われる大統領選挙でアローヘッド・スタジアムを投票会場にしたい考えを、26日(水)のビデオ会議で記者団に対して話した。
「それぞれ違う意見を持っていていい。違う人に投票していい。だが、とにかく投票することだ」とドノバンは『The Kansas City Star(カンザス・シティ・スター)』のサム・マクドウェルに語った。
アローヘッド・スタジアムを会場として提供することは最終決定ではない点をドノバンは補足している。
チーフスのスタークオーターバック(QB)、パトリック・マホームズは今シーズンの投票登録について積極的に声をあげており、NBA選手のレブロン・ジェームスが始めた”“More Than A Vote(モア・ザン・ア・ボート)”という団体にも参加している。ファンやチームメイトに投票を促すと同時に、マホームズは最近、黒人の有権者に対する弾圧と闘うようファンに呼びかける書面に、他の多くのアスリートやセレブリティとともに署名した。
ドノバンは、アローヘッド・スタジアムでの開幕戦はキャパシティをおよそ22%に制限して開催することにも触れ、ヒューストン・テキサンズを迎え撃つ初戦では約1万6,000枚のチケットを販売すると述べた。
「われわれはこれを正しい方法でやらなければならないことを理解している。他のチームやリーグが注目していることも承知の上だ」とドノバンは『ESPN』のアダム・テイシャーに話している。
チーフスはNFLのシーズンが開幕する9月10日に第54回スーパーボウルの優勝旗を掲げる。
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