ニュース

鼠径部負傷のベアーズRBモンゴメリーは2週間から4週間の離脱へ

2020年08月28日(金) 03:26


シカゴ・ベアーズのデビッド・モンゴメリー【NFL】

デビッド・モンゴメリーが負った鼠径部(そけいぶ)のけがは、ファンが恐れていたほど長くは彼を不在にさせないかもしれない。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは、状況に詳しい関係者の話として、シカゴ・ベアーズのランニングバック(RB)モンゴメリーが離脱するのは2週間ないし4週間になると予想されていると報じた。

その期間であれば、モンゴメリーがベアーズの今季初戦となるライオンズ戦に先発できる可能性はある。長期離脱が何よりも大きな懸念事項だとすれば、現地26日(水)に行われた練習で助けを借りながらフィールドを去り、カートで運び出されたモンゴメリーの今後は相当明るいかもしれない。

ベアーズにとってファーストおよびセカンドダウンの主力であるモンゴメリーの不在は、昨季よりも優れた攻撃に仕上げようとするチームの求心力に影を落としかねない。RBタリク・コーエンが健在ではあるが、コーエンはタックルに挟まれて走るよりも、ボールを空いたスペースに運ぶことができる多才さを持った武器と言える。タックルの間をすり抜けていくのはモンゴメリーの役割であり、オレゴン州立大学出身のRBライアン・ナルと、その大学時代にバックアップを務めたRBアルタビス・ピアースの役割である。

ベアーズはこのポジションに精通しているわけではない。つまり、木曜日のモンゴメリーに関するニュースはチームにとって幸先が良い。シーズン第1週に本当に彼が先発できるのか見守りたい。

【SC】