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RBバラージはジェッツの身体検査不合格、ドルフィンズへUターン

2020年08月31日(月) 08:52

ケイレン・バラージ【AP Photo/Lynne Sladky】

リリース対象からフリーエージェント(FA)見込み、さらにディビジョンライバルへトレードという変化を経てきた道筋は、身体検査の結果によってゴールにたどりつかずに終わった。

ランニングバック(RB)ケイレン・バラージの物語は方向を変えて進んで行く。

バラージがハムストリングの負傷によってニューヨーク・ジェッツの身体検査に通らなかったため、マイアミ・ドルフィンズへと戻る。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが日曜日の午後に報じた。これでドルフィンズは当初の意向通りバラージをリリースすることになりそうだが、けがが治ればバラージがジェッツに行く(おそらくFAとして契約)可能性もある。

マイアミ・ニューヨーク間のバラージの往復旅行は先週の現地26日(水)にリリース予定であることを告げられたときに始まった。

その後、展開は変化していく。木曜日になってバラージはかつて指導を受けたアダム・ゲイズがヘッドコーチ(HC)を務めるジェッツにトレードされることになったのだ。ゲイズHCは2018年にバラージがドラフト4巡目で指名された当時にマイアミにいた。

そして日曜日になって、バラージが身体検査に通らず、ドルフィンズに戻るとのニュースが入っている。

ドルフィンズでの最終シーズンと目されていた昨シーズン、バラージは先発6回を含む12試合でプレーし、キャリー平均1.6ヤードの135ラッシングヤードにとどまっていた。

今後はドルフィンズから(改めて)リリースされ、ジェッツへ(改めて)向かうことになりそうだ。ただし、ここ1週間足らずの間にバラージに起こったような急展開がなければの話だが。

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