ラインバッカー（LB）ザック・カニンガムがその働きにふさわしい契約を手にしている。

ヒューストン・テキサンズが傑出したLBであるカニンガムと4年5,800万ドル（約61億2,000万円）の延長に合意し、カニンガムの報酬の年平均額は1,450万ドル（約15億3,000万円）に上ると『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地30日（日）に情報筋の話を元に伝えた。

カニンガムは2020年シーズン末でフリーエージェント（FA）になるタイミングだった。

2017年のドラフト2巡目で指名されたカニンガムは、25歳だった2019年に先発16試合でキャリアベストのタックル142回、サック2回、パスディフェンス2回を記録した。過去3シーズン積み上げた数字はタックル229回、パスディフェンス13回、サック3.5回となっている。

元オールアメリカンのカニンガムが恐るべきディフェンダーとして評判を確立するまでには長くかからなかった。カニンガムはベテランのブライアン・クッシングが10試合の出場停止処分を科されたのを受け、ルーキーシーズンに16試合に先発。翌年にクッシングが引退した後も先発を務め続け、決して振り返ることはなかった。

2018年と2019年にそれぞれ契約を延長しているベテランのホイットニー・マーシラスやベナードリック・マッキニーと共に、カニンガムはリーグで最も手ごわいLBトリオの一つを形成する。このユニットはこれからも相手オフェンス陣に苦戦を強いていくだろう。

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