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チャージャーズSジェームズは2020年シーズン絶望

2020年09月01日(火) 11:42

ロサンゼルス・チャージャーズのダーウィン・ジェームズ【AP Photo/Gene J. Puskar】

ロサンゼルス・チャージャーズの傑出したセーフティ(S)ダーウィン・ジェームズはここ2年のオフシーズンで連続して足止めをくっている。現地30日(日)に、ダーウィンが負傷によって長期の離脱を強いられると報じられていた。

実際、それは本当に長い時間になる。オールスターのディフェンシブバック(DB)は半月板の手術によって6カ月から8カ月にわたって現場を離れ、2020年シーズンを棒にふることになるようだ。ジェームズにとって胸の痛むこのニュースを『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが月曜日の午後に伝えた。

ロサンゼルスには恐るべきディフェンス陣と深いディフェンシブバックフィールドがあるものの、いかなるユニットであれ、ジェームズ級の選手が欠ければ浅くなるのは仕方のないところだ。

1年前の今頃、ジェームズとチャージャーズは第5中足骨の疲労骨折でジェームズが2019年シーズンの長い時間を失うことになるという事実に直面していた。それまでは有望だったシーズンに、陰が差し始めていた。

2020年も同じような事態が起こっている。日曜日、ジェームズは右足をかかえてチームのメディカルテントへ向かった。当時の選択肢としては半月板の部分切除で約1カ月間離脱するか、完全な修復のために手術するかだった。つらい判断ではあるが、24歳でジェームズほどの力のある選手であれば、あえて時間のかかる道を選ぶのも長期的に見て正しいことは間違いない。

ある意味、ジェームズの苦痛はフランチャイズのそれを象徴している。

2018年、ジェームズはタックル105回、パスディフェンス13回、サック3.5回、インターセプト3回という数字を残して、オールプロとプロボウルに選ばれるというセンセーショナルなルーキーシーズンを送った。チャージャーズはプレーオフに進み、ディビジョナルラウンドに出場。南カリフォルニアの未来は明るかった。

しかしながら、ジェームズが負傷した2019年シーズンに、チャージャーズには落胆とチャンスの喪失が起こり始める。

詳細が不明だったジェームズの半月板の負傷の深刻度については、もう見えた。今後は守備陣がジェームズの穴を埋めるべく、大仕事に取り組むことになる。月曜日の悲報を受け、チャージャーズは同じ運命をたどらないことを目指すばかりだ。

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