NFLがワシントンの調査を引き継ぎ
2020年09月01日(火) 12:15ワシントン・フットボール・チームのオフィスで起こっていた疑いのある問題について、NFLが調査を引き継ぐ。
NFLは『The Washington Post(ワシントン・ポスト)』が報じた職場の問題についての調査を引き継ぐ旨を、ワシントン・フットボール・チームのオーナーであるダニエル・スナイダーに通知した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが現地31日(月)に伝えている。NFLコミッショナーのロジャー・グッデルが月曜日にスナイダーと話し合い、オーナーはこの引き継ぎを支持しているとラポポートはつけ加えた。
スナイダーはコロンビア特別区の法律事務所である“Wilkinson Walsh LLP(ウィルキンソン・ウォルシュLLP)”のベス・ウィルキンソンにチームの文化、ポリシーおよびワシントン・ポスト紙が報じたセクシャルハラスメントの疑いについての調査を依頼していた。その後、先週の水曜日に再びワシントン・ポスト紙がチーム内で起きたとされる別のセクシャルハラスメントについて伝えている。
ガラフォロが報じたところによれば、ウィルキンソン率いるチームは今も調査を実施しているものの、今後はグッデルとNFLに対して報告を行うという。
ラポポートが入手したダニエル・スナイダーとターニャ夫人が発行したリリースには以下のようにつづられていた。
「先日、ワシントン・フットボール・チームはわれわれのカルチャーやハラスメントの発生についての疑いに対する独立した第三者機関による調査を開始した。コミッショナーのグッデルとの対話において、ターニャと私は調査の結果を徹底した、完全でファンやプレーヤー、従業員、公の人々にとって信頼できるものとすべく、NFLが調査を監督することを提案した。グッデルコミッショナーがわれわれの提案に同意してくれたことを感謝し、ワシントン・フットボール・チームは今後も調査のあらゆる側面に全面協力していく」
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