セインツRBカマーラが練習復帰、契約交渉は進行中
2020年09月03日(木) 14:30それが申告済みのものだったどうかはともあれ、ランニングバック(RB)アルビン・カマーラの不在は終わった。
予測通り、現地2日(水)にカマーラがニューオーリンズ・セインツの練習に復帰し、硬膜外注射を受けてから数日間続いた不在に終止符が打たれた。火曜日には『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが、カマーラとセインツが契約交渉を前進させているものの、ある時点から話し合いが横ばい状態になっていると報じていた。
交渉がどれほど進んでいるかはともかく、それは背中の不調と同時に起こっている。そのことで、一部にはカマーラが負傷を新契約に向けた力にすると考える向きがあった。一方で、同じところからセインツがカマーラのトレードを除外していないとの推測にもつながっている。ペリセロによれば、カマーラをトレードマーケットに望む声は多いという。
NFLネットワークのイアン・ラポポートは火曜日の遅くに、両サイドが契約交渉に戻り、カマーラも練習復帰を予定していると伝えていた。
硬膜外注射を受けていることから、仙腸関節の炎症を沈めるための練習欠席であり、“ビッグディール”を求めてのものだとは考えられないとラポポートは述べている。
セインツにとって、オープンマーケットに出る前にカマーラをとどめる努力をするのが当然であるかのように思われるが、キャップスペースに余裕があるわけではない。セインツのヘッドコーチ(HC)であるショーン・ペイトンは報道陣に、チームは「彼と彼の代理人と共に、活発に契約交渉を行っている」と述べた。
このドラマの結末はじきに見られるのかもしれない。少なくとも今は、カマーラがフィールドに戻ってきた。ファンにとっては一安心というところだ。
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