『NFL Media（NFLメディア）』と『YouTube TV（ユーチューブTV）』が現地3日（水）、『NFL Network（NFLネットワーク）』と『NFL Redzone（NFLレッドゾーン）』をYouTube TVの加入者に提供する新たな運営契約を結んだと発表した。2020年のNFLシーズン開幕にぎりぎり間に合う形となった。

YouTube TVの基本プランの一部としてNFLネットワークは水曜日から視聴可能となっている。また、NFLレッドゾーンは『Sports Plus（スポーツ・プラス）』と呼ばれるYouTube TVの新しい追加パッケージを購入することで、同じく水曜日から見ることができる。後者はスコット・ハンソンが司会を務め、9月13日（日）から始まるNFLのレギュラーシーズン中は毎週日曜日の夕方に、全試合の全タッチダウンを視聴者に届ける。

NFLメディアの上級副社長兼COOであるハンス・シュローダーは「NFLの2020年シーズの開幕に合わせて、NFLネットワークとNFLレッドゾーンをYouTube TVの加入者の皆さまに提供できたことに、われわれは感激しています。この2つをファンの方々に可能な限り幅広く配信できる機会を提供することは、われわれにとって最優先事項です。YouTube TVのチャンネルのラインナップに、独占生中継、充実した情報番組、受賞歴のあるコンテンツをお届けできることをうれしく思います」とコメントしている。

YouTube TVでパートナーシップのグローバル責任者を務めるロリー・コンクリングは次のように語った。

「YouTube TVを立ち上げて以来、われわれの最も情熱的なメンバーの中には、たくさんのスポーツファンがいます。85 以上のチャンネルを持つラインナップにNFLネットワークを加え、新しい追加パッケージであるスポーツ・プラスの一環としてNFLレッドゾーンを導入できることを大変うれしく思います。このパートナーシップは、豊富なプレミアムコンテンツを会員に提供する、という当社のコミットメントをさらに示すものとなります」

NFLネットワークがYouTube TVのラインナップに加わることにより、ファンは年間を通してNFLのコンテンツを満喫できる。独占生中継や『Good Morning Football（グッドモーニング・フットボール）』、『NFL GameDay Morning（NFLゲームデー・モーニング）』、『NFL NOW（NFLナウ）』、『NFL Total Access（NFLトータル・アクセス）』など人気のスタジアム番組に加え、『A Football Life（フットボール・ライフ）』や『NFL 360』、『America’s Game（アメリカズ・ゲーム）』といった受賞暦のあるオリジナルコンテンツも提供される。

NFLはテレビで最も人気のあるコンテンツであり続け、2019年に放送された番組の上位50のうちNFLの試合中継が47を占めた。さらに、NFLのコンテンツのデジタル消費も増加しており、YouTube TVのようなプラットフォームでNFLの番組やコンテンツを視聴できることは、ファンの間で価値あるものとなっている。

YouTube TVの会員は近日中に、NFL.comとスマートフォン、タブレット、PC、およびテレビデバイス上のNFLアプリを介して、NFLネットワークとNFLレッドゾーンの両方にアクセスすることもできるようになる。

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