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バッカニアーズがRBオグンボワレとKゲイを放出

2020年09月05日(土) 05:29

タンパベイ・バッカニアーズのダレ・オグンボワレ【AP Photo/Alastair Grant】

タンパベイのバックフィールドにランニングバック(RB)レナード・フォーネットが加わったことによる巻き添え被害が発生した。

状況に詳しい関係者の話しとして『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは、タンパベイ・バッカニアーズがRBダレ・オグンボワレを放出すると報道。

オグンボワレはスペシャルチームの中心でパスキャッチのできるランニングバックとして過去2シーズンをタンパで過ごした。2019年には全16試合に出場して35回のレシーブで286ヤード、11回のランで17ヤードと2回のタッチダウンを達成した。

26歳のオグンボワレは、RBルショーン・マッコイの傍でバッカニアーズのバックフィールドにおけるパスキャッチの役割を果たしてきた。しかしながら、フォーネットの加入によって定員を超え、オグンボワレが外されることになったのだ。

スペシャルチームでプレーする機会が与えられたオグンボワレは、パスキャッチの能力とパスブロックの才能をバックフィールドで発揮。バックアップランニングバックに多彩な才能を求めるチームがいれば彼に興味を持つだろう。彼のスペシャルチームでのプレーは新しい仕事を見つけるための鍵となるかもしれない。

バッカニアーズから放出されたのはオグンボワレだけではない。

情報筋の話としてNFLネットワークのマイク・ガラフォロとトム・ペリセロが伝えたところによれば、キッカー(K)マット・ゲイも放出されるという。

2019年のドラフト5巡指名選手であるゲイは、バッカニアーズが今週に入ってベテランのKライアン・スコップと契約を結んだことにより、お払い箱となった。

ゲイは昨シーズン、フィールドゴールを狙った35回のうち27回を成功させ、50ヤード以上のフィールドゴールアテンプトは8回中5回を決めており、最長は58ヤードだ。さらに、48回中43回のエキストラポイントを獲得している。

ゲイはトレーニングキャンプを通してKエリオット・フライと競っていたが、フライは9月1日に放出され、最終的にバッカニアーズは両者とも選ばなかった。そのかわりに、ヘッドコーチ(HC)ブルース・エリアンスのチームはキッカーのスポットにベテランの存在を欲した。

【SC】