欠席について「今までホールドアウトしたことはない」とセインツRBカマーラ
2020年09月08日(火) 14:06ニューオーリンズ・セインツのランニングバック(RB)アルビン・カマーラの奇妙な、そして無断の可能性がある欠席は先週で終了したが、それについての疑問はまだ続いている。
現地7日(月)にこの件に関する一連の報道について何か釈明したいことはないかと聞かれたカマーラの返事は短かった。
「別に。俺は今までホールドアウトしたことはない。それくらいだ」とカマーラは答えている。
カマーラは先週の練習に参加しておらず、無断欠席ではないかと一部で報じられていた。一方でチームはそのような主張を否定し、背中の痛みを和らげるために硬膜外注射を受けたことを欠席の理由とした。時をおなじくして、カマーラとセインツの間で契約交渉が難航しており、カマーラが健康問題を装ってホールドアウトまがいのことをしているのではないかとの見方も出てきていた。
カマーラは硬膜外注射を受け次第、練習に戻ることを約束しており、水曜日にそれを果たした。セインツはその間もカマーラとの新しい契約について“活発に交渉中”だとヘッドコーチ(HC)であるショーン・ペイトンが報道陣に話している。
月曜日にカマーラはこの件についてあまり詳しく説明せず、簡潔な回答で議論を締めくくった。
「俺は毎日チームの施設には来ていた。言いたいのはそれだけだ」とカマーラは言った。
彼は嘘をついていない。だが未来を見据えた流ちょうな説明を提供してくれたのは、チームメイトのタックル(T)テロン・アームステッドだった。
「この仕事ができるのはとても幸せなことだ」とアームステッドは『Times-Picayune(タイムズ・ピカユーン)』のルーク・ジョンソンに語っている。「両方にとってすごくありがたいことだよ。チームはアルビン・カマーラのような選手と長期契約の交渉をすることができる。彼みたいな選手が目の前にいて、延長するチャンスがあるんだ。アルビンにとっても、自分のことを欲しがってくれるチームがいるのは幸せなことだ。俺は素晴らしいことだと思う。金額とか年数とかそういうのが全てうまく決まってくれるといい。でもこの組み合せは間違いない。アルビンとセインツはしばらくの間は深くかかわり合っていく」
カマーラはまだ延長契約にサインしていないが、アームステッドが話したように、思いのほか早く契約は成立する様子だ。カマーラの欠席についての詳細は分からないままかもしれないが、この件はすでに過去のものも同然だ。
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