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試合後のいさかいを軽く受け止めるペイトリオッツQBニュートン

2020年09月14日(月) 17:39

ニューイングランド・ペイトリオッツのキャム・ニュートン【AP Photo/Steven Senne】

クオーターバック(QB)キャム・ニュートンがその日もっとも穏やかな動きを終えた後、マイアミ・ドルフィンズとの関係は急に緊迫した。

長きにわたるニューイングランド・ペイトリオッツとドルフィンズとのライバル関係に当事者として初めて直面したニュートンは、試合の最後に膝をついた後、自分が小競り合いの中にいることに気づいた。試合後、ドルフィンズの数名がスクリメージライン付近でニュートンに近づき、文句を言う姿が見られている。ペイトリオッツの新QBであるニュートンは元ペイトリオッツラインバッカー(LB)カイル・バンノイから軽く押され、他の選手もニュートンのチェストパッドを引っ張った。

現地13日(日)にペイトリオッツが21対11位で勝利を収めた試合後、ドルフィンズのメンバーがニュートンのネックレスをひったくろうとしたのを受け、ニュートンは報道陣にこう語った。

「まだチェーンはあるから。2つ持っているんだ。だけど、彼らは俺のチェーンに手を伸ばしたんだ。チェーンに手を伸ばしてきた。俺の皮膚にも届いていたと思うよ。だけど、何とかなった。俺は俺たちがやった素晴らしいチームゲームから何も奪われたくないだけだ。自分中心になって、そのことばっかりを長々と話したくはない。俺たちはチームとして、それか、自分が個人的にも、怒りが燃え上がることはある。ただコーチ(ビル・ベリチック)とふざけて、彼にほぼカレッジ・パーク(ニュートンの地元)が見えかけたと言っただけさ。だけど、全てを通して楽しかったし、戦いだった。予想通りだ」

ドルフィンズのディフェンシブタックル(DT)クリスチャン・ウィルキンスとの過熱した瞬間を含め、ニュートンはすべての流れを軽く受け止めている。

「何でもない。激しいゲームだったよ、両サイドでね。ただ誰と話しているかを認識し、すべてを試合の中にとどめておくだけだ。俺は対立を生むことで知られているやつと話していた。だから、あちこち行ったり来たりするのは俺の性質じゃない。でも、結局のところ、それがフットボール。俺にとっては誰であろうと関係ないし、自分は競争力を持ってプレーし、他のチームも競争力を持つだろう。それ以外のことは全部、とにかく敬意が大事ってだけ。俺が誰かに敬意を持たないなんてことはないし、誰かが俺に敬意を持たないなんてこともあってほしくない。結局、俺たちは今日、一番価値のあるものを手にした。勝利ってやつさ」

ペイトリオッツはその勝利をニュートンのパス19回中15回成功、155ヤードと、ラン15回、75ヤード、タッチダウン2回というデビュー戦での貢献によって成し遂げた。ラン15回はキャリアで2番目の数字であり、200ラッシングヤードに到達したペイトリオッツの中でトップにあたる。

来週にニュートンが対決するのは、よりなじみある相手であるシアトル・シーホークスだ。

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