ダラス・カウボーイズのラインバッカー（LB）であるレイトン・バンダー・エッシュの2020年シーズンは開幕戦での負傷によって短縮された。

バンダー・エッシュのCTスキャンを確認したという人物が『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートに語ったところによれば、バンダー・エッシュの鎖骨はきれいに折れているとのことだ。今後は手術を受け、6週間から8週間でアクションに復帰できる見込みだとラポポートはつけ加えている。

カウボーイズの攻撃陣は他にも打撃を受けている。MRI検査によってタイトエンド（TE）ブレイク・ジャーウィンがACL（膝前十字靭帯／ひざぜんじゅうじじんたい）を断裂していることが明らかになった。カウボーイズの副社長であるスティーブン・ジョーンズは現地14日（月）に、ジャーウィンがシーズン終了となるひざの手術を受ける予定だと述べている。

首の負傷から来る問題を中心に、バンダー・エッシュの傑出したNFLキャリアには健康問題がしばしば登場してきた。ルーキーシーズンに全16試合でプレーした後、昨年は首の不調から9試合の出場に限られ、オフシーズンに手術を受けている。

フットボールではよくある鎖骨骨折が、バンダー・エッシュが乗り越えるべき最新のハードルとなった。シンプルに回復が望める負傷であり、比較的短い時間で復帰可能だ。これから2カ月程度で強力なLBがいない守備陣を見ることに慣れなければならないとしても、カウボーイズファンにとって今回のニュースは比較的良い知らせだと言えよう。

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