ペンシルバニア州からの承認を得て、ピッツバーグ・スティーラーズがハインツ・フィールドで行う今後の試合にファンが参加できるようになった。

トム・ウルフ知事とペンシルバニア州保健局は現地6日（火）、集会に対する制限を調整し、1万人以上を収容する会場については7,500人を上限に、最大収容人数の15％までを認めることを発表した。

これに伴い、スティーラーズの社長であるアート・ルーニー二世は、日曜日のフィラデルフィア・イーグルス戦でスタジアム下層階の約5,500席をファンに提供することを明らかにし、声明の中で次のように述べている。

「今週の日曜日にフィラデルフィア・イーグルスを迎える際には、ハインツ・フィールドにファンの皆様をお迎えできることをうれしく思う。実現に向けて指導してくださった公衆衛生局の皆様に感謝している」

「知事の事務所からの指導に基づき、選手、コーチ、スタジアムスタッフなどを含めた総勢7,500名に限定される。これらの制限により、ハインツ・フィールド下層階の約5,500席しかファンの皆様に提供することができない。今シーズンをオプトアウトしていないシーズンチケットを保有する方々が優先される。座席を選択する機会は、シーズンチケット保有者のアカウントを元に、コンピュータによってランダムに選択される。残念ながら、シーズンチケットをお持ちの全ての方に今回の試合のチケットを提供することはできないかもしれない」

「スタジアムに入る全てのファンはマスクを着用し、ハインツ・フィールド全体でソーシャルディスタンシングを保つことが求められる。スタジアムの駐車場におけるテイルゲーティングは禁止される。当日の運営に関する詳細は、週末までにお知らせする

「ハインツ・フィールドの安全で健康的な環境を維持しながら、今後はより多くのファンに来場していただけることを期待しています」

また、オハイオ州はこれまでの方針をさらに変更し、シンシナティ・ベンガルズがポール・ブラウン・スタジアムで開催する今シーズンの残り6試合のホームゲームに12,000人の観客を動員することを許可したと、チームは火曜日に発表した。開幕戦を無観客で行ったベンガルズは先週の日曜日に行われたジャクソンビル・ジャガーズ戦では6,000人の観客を迎え入れている。

ベンガルズの次のホーム試合は、現地10月25日（日）のクリーブランド・ブランズ戦だ。すでに購入された第7週のチケットはまだ有効であり、今週末までには詳細を提供するとチームは述べている。残りのホームゲーム（テネシー・タイタンズ戦、ニューヨーク・ジャイアンツ戦、ダラス・カウボーイズ戦、ピッツバーグ・スティーラーズ戦、ボルティモア・レイブンズ戦）に関する情報は来週に公開される。

昨年は2勝14敗に終わったベンガルズは、現在1勝2敗1引き分けとなっており、ルーキーのクオーターバック（QB）ジョー・バロウと共にチームは今のところ2020年シーズンを順調に滑り出している。第4週にジャガーズを下して初白星をあげ、落とした2試合も合計で5得点差に抑えている。

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