ニューイングランド・ペイトリオッツのビッグネームが新たに新型コロナウイルス（COVID-19）検査で陽性となった。

現地7日（水）、『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロはディフェンス部門年間最優秀選手のコーナーバック（CB）スティーブン・ギルモアが6日（火）に受けた検査で陽性反応が出たとの情報を伝えている。

ギルモアは結果を確定するための追加検査を受けた。

最新の陽性判定を受けて、ペイトリオッツは水曜日の練習を中止し、バーチャルミーティングを実施することにした。

ここ数日間で新型コロナウイルスに感染したペイトリオッツの選手はこれで3人目。先週、まずクオーターバック（QB）のキャム・ニュートンが陽性となり、リザーブ／COVID-19リストに加えられた。6日には練習チームのディフェンシブラインマン（DL）ビル・マレーが同リストに追加されている。

ギルモアは5日（月）に行われたカンザスシティ・チーフスとのマンデーナイトでプレーしていた。現時点でチーフスからは、先週の練習生QBジョーダン・タアム以降、選手やスタッフから陽性反応は出ていないとペリセロは述べている。

ペイトリオッツの最新検査結果は、NFLとNFLPA（選手会）が施設内での新型ウイルス拡大を食い止めるために導入した強化版プロトコルの重要性を強調することになった。

先週、テネシー・タイタンズで多数の陽性者が確認され、ピッツバーグ・スティーラーズとの試合はシーズン後半に延期された。6日にはさらにタイタンズの選手2人が陽性となっており、ナッシュビルの状況はいっそう不透明となっている。

ニュートンの陽性を受けて、ペイトリオッツ対チーフスの試合はさらなる検査を実施するため、日曜日から月曜日に延期されていた。試合前の段階で戻ってきた検査の結果は全て陰性だった。だがそれ以降、ギルモアが陽性となり、マレーがリストに加えられている。

11日（日）にはデンバー・ブロンコスが第5週の対戦のためにニューイングランドを訪れることになっている。

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