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バッカニアーズQBブレイディ、ブラウンズDEギャレットらが第4週の最優秀選手に

2020年10月08日(木) 09:16

タンパベイ・バッカニアーズのトム・ブレイディ【AP Photo/David Zalubowski】

43歳にして若々しいタンパベイ・バッカニアーズのクオーターバック(QB)トム・ブレイディは、チームがロサンゼルス・チャージャーズを38対31で下したサンデーゲームで輝きを放っていた。

ブレイディはその勝利のなかでタッチダウンを5回決めて(インターセプトは1回のみ)369パスヤードをマークし、計3勝1敗でチームをNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区のトップに押し上げた。そして、殿堂入りが確実視されるキャリアにおいて今回初めてNFCオフェンス部門週間最優秀選手賞を獲得した。

ブレイディはパス46回中30回(65.2%)を成功させ、パサーレーティングは117.0となっている。過去に週間最優秀選手賞を30回受賞した経験があるが、それらはもちろんニューイングランド・ペイトリオッツ所属時代のAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)での功績だ。そして彼は今、NFCで躍進し始めている。

一方で、AFCオフェンス部門週間最優秀選手賞を手にしたのはシンシナティ・ベンガルズのランニングバック(RB)ジョー・ミクソンであり、QB以外の選手が選ばれたのは今シーズン初めてのこと。ミクソンはサンデーゲームのジャクソンビル・ジャガーズ戦で善戦し、33対25でチームを勝利に導いている。この晴れ舞台で彼はタッチダウンを3回(ラン2回)決めて151ヤードを稼ぎ、6回のパスキャッチでは30ヤードをマークした。

AFC北地区で賞賛された選手はミクソンだけではない。

クリーブランド・ブラウンズのディフェンシブエンド(DE)マイルズ・ギャレットは、ダラス・カウボーイズを49対38で下した一戦でサック2回、フォースドファンブル1回とタックル3回を決めて、AFCディフェンス部門週間最優秀選手賞を獲得した。

NFCディフェンス部門週間最優秀選手賞に輝いたのはグリーンベイ・パッカーズのアウトサイドラインバッカー(OLB)ザダリアス・スミスだ。スミスはパッカーズが30対16で勝利したマンデーナイトフットボールでアトランタ・ファルコンズを急襲した。この試合で彼はサック3回、タックル8回、タックルフォーロス4回を記録し、今シーズンにおけるチームの完璧な試合運びに貢献している。

また、NFCスペシャルチーム週間最優秀選手賞を獲得したのは、これもまたNFC北地区所属のRBであるミネソタ・バイキングスのマイク・ブーンだ。彼はヒューストン・テキサンズを31対23で下した一戦でパントでのタックル1回、フォースドファンブル1回をマークし、チームを今シーズン初勝利に導いた。

デンバー・ブロンコスがニューヨーク・ジェッツに37対28で勝利した試合では、ブロンコスのキッカー(K)ブランドン・マクナマスがひときわ輝いていた。マクナマスは第4クオーターに53ヤードを蹴ってフィールドゴールを決め、勝利を決定づけた。このフィールドゴールはこの夜3本目であり、50ヤード以上をマークしたものとしては2本目だった。また、マクマナスは計13ポイントを挙げたこの日に、4回のエクストラポイントをすべて決めている。

【SC】