足の骨折でバッカニアーズDTベアはシーズン終了
2020年10月10日(土) 05:18タンパベイ・バッカニアーズのディフェンシブタックル(DT)ビータ・ベアは、シカゴ・ベアーズのランニングバック(RB)デビッド・モンゴメリーの足を引っ張りタックルフォーロスを仕掛けようとして地面に転がり、うめき声をあげた。映像を再生すると、バッカニアーズが20対19でベアーズに敗北した試合の第4クオーター終盤に、ベアの足首が芝生上に押しつぶされていることが分かる。
バッカニアーズのヘッドコーチ(HC)ブルース・エリアンスは現地9日(金)、ベアが足を骨折し、今シーズン終了となることを認めた。
「これは大きな、大きな損失だ」とエリアンスHCは嘆く。
試合の中では巨漢を誇る1人であり、バッカニアーズの頑丈なランディフェンスの要であるベアにとってこれは残酷な結末だ。ベアは素晴らしい2020年シーズンのスタートを切り、ブーブークッションのように隙間に入り込み、ボールをつなぐ運び屋たちを切り崩していった。ベアほどのサイズ、スピード、そして強さを持つ人間はこの地球上にはそう多くない。
ベアは5試合でサック2回、タックル10回、そしてクオーターバックヒット3回、タックルフォーロス3回をマーク。第5週のサーズデーナイトフットボールだけでもサック1回、タックル1回、タックルフォーロス1回を記録した。負傷する前まではキャリア最高のペースを見せていた。
バッカニアーズにとってベアのけがは衝撃的であり、中盤を守る巨漢を失うことになる。ベアが離脱したことにより、ディフェンシブラインには、ディフェンシブエンド(DE)エンダマカン・スー、DEウィリアム・ゴールストンと並んでDTラキーム・ヌーネス・ロークスの姿を頻繁に見ることになるだろう。
【SC】