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タイタンズRBヘンリー、ビルズ戦での強烈なスティフアームについて「筋トレをやり過ぎた」

2020年10月14日(水) 23:23


テネシー・タイタンズのデリック・ヘンリー【AP Photo/Wade Payne】

チューズデーナイトのテネシー・タイタンズ対バッファロー・ビルズの42対16の試合で、タイタンズのランニングバック(RB)デリック・ヘンリーはもう少しでビルズのコーナーバック(CB)ジョシュ・ノーマンを引退に追い込むところだった。

第2クオーター残り6分となったところで、ヘンリーはハンドオフでボールを受け取り、左のエッジに向けて猛烈な勢いで駆けだした。尊敬すべきことに、32歳のノーマンはそれを阻もうとして彼の進路に飛び込んだ。だが、悲しいことにノーマンはあっさり突き飛ばされてしまい、112kgのアイアンマンに全く太刀打ちすることができなかった。

ロブ・グロンコウスキーの言葉を借りれば、ヘンリーはノーマンをクラブから放り出したのであり、CBは横っ飛びになって彼の前から消えていった。

残念なことに、今シーズン最もエキサイティングな4ヤードランは、ペナルティの相殺によって無効とされたため、レコードブックには残らない。

だが、そんなことは関係ない。このプレーはネット上で拡散されており、チームメイトたちもこの地獄からのスティフアームを忘れることは絶対にないだろう。

「“すっげぇ!”って思わず叫んだよ」とタイタンズのクオーターバック(QB)ライアン・タネヒルはその瞬間の反応を『SI.com』に述べた。「信じられないくらい軽々と相手を投げ飛ばしたんだ。デリックは特別な選手だよ。彼のスティフアームはみんな見ている。去年も何度も見た。オレもここに来る前からハイライトを見ていた。間違いなく彼は強く、フィジカル的にタフなランナーだ。あれは確かに、オレが今まで見た中でトップクラスに強烈なスティフアームだった」

当のヘンリーはというと、あれほど容易に1人の成人男性を押しのけられたことについてシンプルな理由を口にした。

「ちょっと筋トレでアームカールをやり過ぎたかな」とヘンリー。「しばらく腕をレイオフしないと」

【M】