現地16日（金）の朝、新型コロナウイルス（COVID-19）の検査で数件の陽性反応が出たため、インディアナポリス・コルツが施設を閉鎖した。

初期検査の結果が確定するまで、チームはリモートで活動することになる。18日（日）にはホームでシンシナティ・ベンガルズとの試合が予定されている。

「本日の朝、組織内の数人に新型コロナウイルスの陽性反応が出たとの情報が届きました」とクラブは声明を出している。「チームは現在、検査結果の確定を進めています。その間、練習施設は閉鎖され、チームはNFLプロトコルに従いながらリモートで活動を行います。NFLとは連絡を取り合っており、必要に応じて情報提供をしていきます」

これはコルツにとって、7月末に最初のスクリーニング検査が始まってから初の陽性例だと『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロは伝えている。

再検査の結果次第でベンガルズとのサンデーゲームが予定通り行えるかどうかが決まりそうだ。

先週の9日（金）には、ニューヨーク・ジェッツが同様の状況で施設を閉鎖して待機に入ったが、最終的に偽陽性と判明したことがある。15日（木）にはアトランタ・ファルコンズから陽性者が出たためバーチャルワークに切り替えられたが、陽性となったのが選手ではなくアシスタントコーチだったため、チームは活動を再開している。

ペリセロによると、ファルコンズは15日分の検査で陽性者が0だったため、16日には施設の再開が認められたとのことだ。

クラブたちは新型コロナウイルス陽性の可能性が少しでも生じた段階で、念のために施設を閉鎖する。この先数週間、数カ月にわたって同様のことが繰り返されるだろう。

コルツは、次の動き方を判断するために情報収集のプロセスに入った最新のチームとなった。ジェッツのように彼らも遅延なく試合を開催できるのか？　それとも、チームがプロセスを終えるまで1日か2日延期する必要があるのか？　あるいはテネシー・タイタンズのように陽性者が続出して当面の間、閉鎖を強いられてしまうのか？

施設の閉鎖はチームたちの健康を可能な限り守ることを目的としたNFLとNFLPA（選手会）プロトコルの最初のステップだ。たとえそれにより練習やミーティングが1日か2日できなくなったとしても、健康に代わるものはない。

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