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ブロンコスRBゴードンが連鎖球菌性咽頭炎

2020年10月19日(月) 13:13

デンバー・ブロンコスのメルビン・ゴードン【NFL】

連鎖球菌性咽頭炎の診断を受けたデンバー・ブロンコスのランニングバック(RB)メルビン・ゴードンは、ニューイングランドに向かわなかった。大騒動の1週間はかくして幕を閉じている。ゴードンは去る火曜日に飲酒運転(DUI)による出頭を命じられており、NFLにおける3試合の出場停止処分を科される可能性があるほか、自身の契約に含まれている残りの保証を危機にさらしている。

情報源によれば、ブロンコスにはゴードンに罰金や出場停止処分を科す計画はないという。ゴードンは一件の後にチームメイトからフットボールオペレーション部門取締役兼ジェネラルマネジャー(GM)のジョン・エルウェイ、チーム社長兼CEOジョー・エリスに至るまで、全員に謝罪している。金曜日に体調を崩すまで、ゴードンは現地18日(日)実施のニューイングランド・ペイトリオッツ戦に出場する予定だった。

しかし、27歳のゴードンはNFLによる懲罰を受ける可能性がある。3月に批准された団体労働協約(CBA)ではDUIに対する出場停止義務が2試合から3試合に増えており、ゴードンに来季も現在のサラリーが支払われるとすれば、ゲームチェックで80万ドル(約8,400万円)近くを失うことになる。実際にチームがそうするかどうかは別として、ゴードンが出場停止になれば、ブロンコスがゴードンの2021年のベースサラリーにおける450万ドル(約4億7,000万円)のフル保証を無効にすることも可能だ。

ゴードンの罪状認否手続きは現地11月13日(金)に予定されている。

連鎖球菌の検査で陽性が判明したのを受け、医師がゴードンに投薬を行った。これがまだホームゲームであれば、日曜日にプレーできていたかもしれない。だが、東への長い旅を考え、ブロンコスは慎重を期してゴードンを残す判断をした。ターフトゥが原因でシーズン第1週以来プレーしていないフィリップ・リンゼイが練習にフル参加していた。

ブロンコスのランニングバック(RB)コーチであるカーティス・モドキンスも検査で新型コロナウイルスの陽性だと判明したのを受けて移動を避けている。情報筋の話によれば、モドキンスコーチは陽性の人物と濃厚接触を持ったときからチームに対する透明性を保っていたという。モドキンスコーチについてはこれまでに陰性の結果が2度出ていたが、2度延期されたこの試合がスケジュール通り行われていたとすれば、チームから隔離されていたはずだ。

ゴードンを含むブロンコスの全選手の新型コロナウイルス検査の結果が陰性で返ってきている。7月後半にインテイクスクリーニングの検査でタイトエンド(TE)アンドリュー・ベックが陽性だった時以来、ブロンコスからはリザーブ/COVID-19リスト入りした選手は出ていない。

ホールドアウトした2019年を含む5シーズンをロサンゼルス・チャージャーズで過ごした後、ゴードンは4月にブロンコスと2年1,600万ドル(約16億9,000万円)の契約で合意していた。ゴードンの契約には来夏に選手たちがトレーニングキャンプに集合したときから5日目に支払われる200万ドル(約2億1,000万円)のロースターボーナスの他、試合ごとのロースターボーナス50万ドル(約5,300万円)や完全に保証されるベースサラリー450万ドル(約4,700万円)が含まれている。

今季4試合でゴードンはキャリー65回で281ヤード、キャッチ11回で45ヤード、タッチダウン計4回を記録している。

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