ドルフィンズ新人QBタゴヴァイロアがジェッツ戦でNFLデビュー
2020年10月19日(月) 15:30NFLにようこそ、トゥア・タゴヴァイロア。
マイアミ・ドルフィンズの新人クオーターバック(QB)であるタゴヴァイロアが、現地18日(日)に行われたニューヨーク・ジェッツ戦の終盤にプロデビューを果たした。ドルフィンズは24対0でジェッツを下している。
2020年ドラフトの全体5位で指名されたタゴヴァイロアは、ライアン・フィッツパトリックと交代してから最初のスナップでボールをハンドオフした。その次のプレーでタゴヴァイロアは左にロールしてランニングバック(RB)パトリック・レアードにパスを通し、短いながらもボールを前進させている。続いてワイドレシーバー(WR)ジャキーム・グラントに7ヤード獲得となるボールを投じ、ドルフィンズにこの試合初めてとなるサードダウンコンバージョンをもたらした。タゴヴァイロアはその後2回のハンドオフでパス2回中2回成功、9ヤードを記録している。
「そこへ出て行って、チャン(攻撃コーディネーターのゲイリー)が俺にどんなプレーを与えるのか見るのは本当に興奮した」とタゴヴァイロアは振り返った。
タゴヴァイロアはユニフォームを着こんで15ヤードラインに座り、ハードロック・スタジアムに来られない両親に電話をかけることでこの瞬間を祝った。これはアラバマ大学でプレーしていた昨年11月に股関節後方脱臼骨折を負って以来の試合だった。
フィッツパトリックが開幕戦で厳しいスタートを切ったときから、ファンの気持ちはドルフィンズの未来のQB1と目されているタゴヴァイロアに向かっていた。22歳のタゴヴァイロアはベテランQBがタッチダウン3回、インターセプト2回を記録したこの日、一方的な展開が変わらないと見られた段階でついにフィールドに登場している。
Tua Tagovailoa went back to the field and he’s sitting around the 15-yard-line in full uniform. It looks like he’s soaking this moment in.
On November 16, 2019, Tua suffered a potentially career-ending injury. On October 18, 2020, he threw his first NFL passes. pic.twitter.com/q5OHSNQe2c
— Cameron Wolfe (@CameronWolfe) October 18, 2020
「トゥア・タゴヴァイロアはフィールドがフィールドに戻り、ユニフォームをすべて装着して15ヤードラインあたりに座った。彼はこの瞬間にひたっているかのようだ。2019年11月16日、トゥアはキャリアを終わらせかねないけがを負った。2020年10月18日、彼はNFLで初めてのパスを投じた」
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