ジャイアンツ、ミーティングに遅刻した1巡目指名OLトーマスを先発させず
2020年10月19日(月) 17:10ルーキーのオフェンシブラインマン(OL)であるアンドリュー・トーマスは、ニューヨーク・ジャイアンツの方針に反したとして、ワシントン・フットボール・チームを20対19で制した試合に先発しなかった。この処罰によってレフトタックル(LT)のポジションを明け渡すことになるのだろうか?
ジャイアンツのヘッドコーチ(HC)ジョー・ジャッジはチームのミーティングに遅刻した罰として、2020年のドラフトで全体4位指名を受けたトーマスを先発出場させなかった。同じポジションのルーキーであり、4月に3巡目で指名されたマット・パートが代わりに第1クオーターの全てをプレーしている。
トーマスは声明の中で「ジャッジHCは行動には結果が伴うといつも話している。今回の自分の行動とその結果に対して責任を負う。もう二度としない」と述べている。
問題はフィラデルフィア・イーグルスと対戦する現地22日(木)の試合でタックルのポジションがどうなるかだ。トーマスは第2クオーターでこれまでの役割を取り戻したものの、第3クオーター開始から再びパートが代わりに出場した。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、パートは合計26回のスナップでプレーしたのに対してトーマスは22回だったという。さらに、この日ジャイアンツが稼いだ132ヤードのうち、パートが出場している際のレフトサイドでより良いランが記録されている。この展開はベテランのキャメロン・フレミングをライトタックル(RT)の座から追い出すことになるかもしれない。
クオーターバック(QB)のダニエル・ジョーンズはパートについて「彼は今日、俺たちのために活躍してくれた」と試合後にコメントしている。
トーマスは今シーズン開幕から5試合続けて先発した。一方のパートは4回目の出場で初めての先発を務めたことになる。
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