ニュース

イーグルスRBサンダースとTEアーツが次戦欠場の見込み

2020年10月20日(火) 12:46

フィラデルフィア・イーグルスのマイルズ・サンダース【AP Photo/Chris Szagola】

現地22日(木)にニューヨーク・ジャイアンツ戦を控え、フィラデルフィア・イーグルスのフラストレーションを感じるシーズンは続いている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが月曜日に報じたところによれば、ランニングバック(RB)マイルズ・サンダースとタイトエンド(TE)ザック・アーツがサーズデーナイト・フットボールを欠場する見込みだという。

最初にこの件を報じたのは『ESPN』のクリス・モーテンセンだった。

18日(日)にボルティモア・レイブンズに30対28で惜敗した試合中、74ヤードのランで膝を負傷したサンダースは、今のところ1週間の離脱で済みそうだ。サンダースはこのランでファンブルしたものの、WRのJ.J.アルセガ・ホワイトサイドがボールを拾い上げてタッチダウンを決めている。態勢を崩して倒れたサンダースはこの試合に戻ってこなかった。

サンダースがプレーできない場合、ボストン・スコットとコリー・クレモントがバックフィールドでの仕事を分担するとヘッドコーチ(HC)ダグ・ペダーソンは述べている。

アーツにとって今季は螺旋(らせん)のようにねじれ続けている。プロボウル選出のTEであるアーツは高位足関節捻挫で数週間の離脱が見込まれる。

リハビリのタイムラインを定めるべく、アーツはセカンドオピニオンを求めているところだ。

アーツはイーグルスが敗北したゲーム中、足を引きずってフィールドを去る姿が複数回見られており、第4クオーターに試合から除外された。

29歳のアーツは契約延長を求めて努力しているものの、これまでのところはうまくいっていない。

クオーターバック(QB)カーソン・ウェンツのお気に入りの武器は今季6試合を通じ、ターゲット45回でキャッチ24回、178ヤード、タッチダウン1回を記録した。キャッチ平均7.4ヤードはキャリア最低の数字だ。奇妙なことに、アーツとウェンツは今季の大部分で同期が取れていない。その苦戦にも関わらず、アーツはWRグレッグ・ワードJr.と並ぶチーム最多キャッチをマークしており、その事実がイーグルスの今季の様相を如実に物語っていると言えるだろう。

日曜日の試合をあとわずかのところで逃したイーグルスは、同じ日にワシントン・フットボール・チームから今季初の勝利をもぎとったジャイアンツと戦う。ペダーソンHCが率いるのはリーグでも最も傷だらけのチームだ。サンダースとアーツに加え、ディフェンシブタックル(DT)マリク・ジャクソンとガード(G)ジャック・ドリスコルもプレーできないと予想される。

【A】